マニアック通信 - 「バボラ生誕135年限定ピュアドライブ発売決定」 vol.290

「バボラ生誕135年限定ピュアドライブ発売決定」 vol.290

カテゴリ : 
マニアック通信
執筆 : 
nakai 2010-4-28 13:26

テニスの起源は紀元前のローマ帝国の頃と言われていますが、現在の競技としてのテニスは、1874年にウイングフィールド少佐が考案した“ローンテニス”が発祥と言われており、その時のコートはネットの部分が狭くなった蝶ネクタイのような形でした。

そして、1881年にウィンブルドンが初めて開催されました。
日本にテニスが初めて紹介されはのは1877年と言われていますが、定かではありません。日本では用具の調達が容易ではなく、ゴムボールでのテニスが主流となり軟式テニスが生まれました。

そのおかげで、日本から3人の偉大な選手が生まれました。
熊谷一弥、清水善造、佐藤次郎の3人は、軟式テニスから生まれた厚いウエスタングリップから繰り出すドライブ(現在のトップスピン)で大活躍しました。
清水善造は、1920年のウィンブルドン決勝でビルチルデンと死闘を演じ、その後のオリンピックでシングルス、ダブルスで銀メダルを獲得しています。佐藤次郎は世界ランキング3位まで上りつめました。その後の日本は長らく低迷しており、せっかく世界に先駆けてトップスピンを生み出したのに、もったいない感じがします。

近代テニスが1874年から始まり、136年の月日がたったわけですが、ストリングメーカーとして創業したバボラは、1875年にスタートし今年で135年を迎えるのです。すごくないですか、近代テニスがスタートした次の年にはストリングを生産していたのですから。日本では明治8年ですから、まだ下手するとチョンマゲしていた時代ですよ。

日本では、ラケットの発売後にブランドとして認知されてきた感じで、それ以前ではガードテープのメーカーくらいにしか見ていなかった人も多いはずです。
ただ、ピュアドライブを発売してからは、飛ぶ鳥を落とす勢いでここ10年は右肩上がりの成長を遂げており、一面に一人はバボラのラケットを使っているのではないでしょうか。

ピュアドライブも現在発売されているピュアドライブGTで6代目(日本では4代目)になります。
最近ではピュアドライブのスペックを黄金スペックと呼び、各メーカーよりピュアドライブのスペックにあやかったモデルを発売しています。
しかし、ピュアドライブの最大の特徴は“ウーファーグロメット”にあり、独特なホールド感は他社にはまねできない機能であり、だてに135年間ストリングメーカーのトップに君臨していないのです。
“ウーファーグロメット”とは、スピーカーのウーファーのようにピストン運動するところから名付けられました。さらに、グロメットがツルツルに加工されており、ローラーのような機能をはたします。ただし、ストリング自体の表面もツルツルに加工していないとローラー機能は発揮されないので、バボラのストリングを張りましょうと宣伝しています。

そんなバボラから135周年を記念して限定ピュアドライブが発売されます。

バボラから135周年を記念して限定ピュアドライブが発売されます

かなりカッコイイと思いませんか?
一見地味に見えますが、大人にはたまりません。
機能はピュアドライブGTとまったく変わりませんので、試合で使うも良し、部屋に飾るも良しです。
発売は5月中旬で価格は¥1,000上がってますが、予約すると今なら¥2,100円のウーファーグロメットが付いてきます。グロメットがへたるとバボラ独特のホールド感がなくなり、コントロール、スピンに悪影響を与えます。グロメットを交換することで新品の時の感触に戻るので、定期的に交換することが望ましいのです。

自分もピュアドライブが日本に入って来てからすぐに使い始め、5年間使いました。性能は気に入っていたのですが、あまりにも周りで使っている人が増えてしまい、他人と違うものを使いたい性格のため、乗り換えてしまいました。
久しぶりに打ってみるとやっぱりいいラケットなんですよ。
みんなが持っている青いピュアドラ(青ドラ)ではなく赤いピュアドラ(赤ドラ)なら使ってみたいのですが、数量限定のため予約で完売してしまう可能性が高いと思います。そのときは、あきらめて145周年まで待ちますか。
ところで、フランスではなぜ125とか135なのでしょうか。日本では120、130ですよね。今度調べてみます。

バボラ生誕135年限定ピュアドライブの詳細

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