今年は富士五湖・サロマ湖に続いて10月14日の『えちご・くびき野100キロマラソン』にエントリーしました。準備期間は約2ヵ月。サロマ湖以降腰の痛みから練習もできず、迷っていましたがアート鈴木オススメのアイテムを駆使してしっかりとカラダ作りをしていこうと思います。 まずご紹介するのは『加圧トレーニング』ここ最近TVでも取り上げられているので大変好評を頂いている商品ですが、アートスポーツでご用意しているフェニックスから発売の加圧ウエアならば、ご自宅でちょっとした時間を使って気軽にトレーニングできます。 自分のようにマラソンに利用しようとする場合、筋力アップはもちろんですが重い筋肉は必要ありません。加圧は自重で行なうことで脂肪を付きにくく引き締まったカラダに変えていくのです。さらにランナーにとって注目するべき点は『対乳酸トレーニング』ができるということ!アート鈴木は加圧した状態で走りに行くことが多く、筋トレ的な使い方はあまりしません。 やっている種目で使う筋肉と筋トレの筋肉では使い方が違うので、より種目にあった効果を期待するには走ったり、テニスをしたりと言うほうが良いのです。 話が逸れましたが、ランニング・テニスなど大会の時には後半足が動かなくなりますよね。これは乳酸が溜り筋肉を動かすことができなくなっているのですが、一方で練習の際に乳酸をここまで溜めていないことも現実だと思います。ヘトヘトになるまでトレーニングすることは時間も掛かりますし、体力的にも、そして故障を引き起こしてしまう危険性もあるのです。しかし『加圧トレーニング』を利用すれば短時間で乳酸が溜めることができるので、今度はカラダに乳酸を分解しエネルギーに変えることを覚えさせることができるのです!そしてその乳酸を溜めることが年齢とともに出にくいと言われている『成長ホルモン』を分泌させるのです。『成長ホルモン』は筋肉や骨を形成するのに必要ですが、年齢をともなっていてもたくさんの乳酸を溜めることができれば、たくさん分泌されるのです。と言うことで『加圧トレーニング』は筋肉を維持し、簡単に乳酸を溜め、たくさんの成長ホルモンを分泌させる為のトレーニングです! 時間がなくても日頃の日常生活で使っていても代謝が良くなり、健康体になります。是非一度お試しください! |
白帆を出発すると屋根の上から大漁旗の応援団『さろまにあん』だ。宿泊にも好評な宿だが、この声援も毎年嬉しい!69キロを通過しペースも乱れずに走る際には8分以内をキープしていた。予定通りエイドをパスして70キロを目指す。予定としていたギリギリライン8時間40分に対してどのくらいのゆとりがとれるだろうか?その分は鶴賀リゾートのおしること、それ以降のサイクリングコースのアップダウンにとっておかなくては! 70キロ 8時間33分12秒 40分38秒 ここでも40分でカバー!いよいよ鶴雅に向かって国道を左折し残り4キロとなる。次の休憩は2キロ先のバケツエイド。ここは昨年も氷の山があり、水浴びには最適だ。おしるこまであと2キロ!の表示を過ぎるとバケツエイドだ。たくさんのランナーが火照ったカラダを冷やしている。鶴雅はもうすぐ!すぐに前へと歩を進める。 鶴雅リゾートは正確に言うと74キロよりも200メートルくらい手前。80キロまでの残り時間と今キープできているペースを計算して、鶴雅での休憩時間を決定する。 このままだと9時間ちょうどで到着しそうだ。キロ8分として残り6キロで48分。鶴賀から74キロまでが2分として50分は必要かな?おしるこなどもあるから、少し多めに9時間6分には出発しよう!鶴雅では再び応援団が声援をくれる。賑やかなエイドではあるが、一方で建物の影に座り込んでリタイアを決めたランナーも多い。まだまだ時間もあるし諦めるにはまだ早い。 自分も95年の時、制限時間を経過していないのに77キロでスタッフの車にリタイアを申告したことがあったが、レースを自ら放棄したことに東京に帰ってから後悔した。あの時ワッカの入口まででも走っていたら、来年はこの先も必ず!と精神的にも強くなったはず。なんとか最後まで進んで欲しかった。鶴雅では昨年食べられなかったおしるこを食べることができた!この74キロにしかないのもポイントだ!そしと残りの26キロのエネルギーとなる。一緒にあったそうめんも食べれば良かったなぁ。 鶴雅を出発し少し行くと74キロ。この200メートルの認識の差もリミットいっぱいだと大きな差になってくる。左側にまだ遠いワッカを走るランナー見ながら、80キロを目指す。道が狭くなるが今回は車を片側規制しているのでランナーは走りやすかった。 75キロ 9時間16分59秒 43分47秒 しばらく進むとサイクリングコースになり道幅が狭くなる。キロ7分半維持するペースは乱れていない。70キロを過ぎてから以前から気になっていた腰に違和感を覚えていた。慢性的ではないが、サイクリングコースに入ってからは幾度となく腰に手を当て痛いのを我慢した。後ろに付いてくるランナーが多くなる。道に広がっているので早い人が前に出られないようだ。少し左に寄り先に行かせる。 予定通りバケツエイドに到着。風を感じない所ではやはり暑さが気になる。またもやCW-Xを濡らし、シューズまでたっぷり濡らして走りだす。もうすぐワッカの入口が見えてくる。ランナーの集団から徐々に自分が後退…自分が遅いのではなく周りのランナーが早くなっている。やはりワッカを前にして関門時間が気になるところなのだろう。自分は自分のペースを維持するだけでもここまでかなりの脚を使っている。相当な疲労感が腰を中心にあるので、無理をせず集団から1歩離れた。 周りのペースに乱されない走り。もちろん一人では走れない時にはペースを作ってもらい、付いていく必要もある。自分は練習量が少ないタイプなので、正直付いていくことで先の不安に繋がる。確実に自分のペースで走らなくては完走も微妙なのだ。ここで我慢できる脚があるかないかで、差が出てくるのだなと感じた。それでもウルトラのこの走りは自分のスタイル!これで10回完走して来たんだ!速くなくていい自分の走りで13時間を目一杯楽しもう!そしてワッカの入口に到着した。ここは出てくるランナーはあと2キロ地点。しかもサブ10を目前にゴールを目指している。かたやあと600メートル先の関門に向けて必死になるランナー。対照的だ。しばらく進むとゴールに向けてのランナーはサブ10達成が難しくなりその表情が歪んでくる。 ![]() さて80キロのエイドは3つ目のスペシャルドリンク!後半最後の20キロのエネルギーを補給だ!しかしここまだ関門前!ゆっくりはしていられない。急いでスペシャルを作り先を急いだ!残り500メートルからは登り坂になる。時間はまだある。しかしトイレにも行きたい!トイレは関門の手前だった気もする。さあどっちだ?(笑)残り時間は3分を切りまだ関門は見えない。そして見えてきたのはトイレ(汗)やっぱり手前だ…。仕方なく関門をパスすると同時にトイレも通過した(笑) 80キロ 9時間58分01秒 41分01秒 関門を通過し一安心。ここから先は20キロで3時間ある。自分はスペシャルを飲み干し、関門最終ランナーを確認してから少しずつ歩き始めた。ここワッカ原生花園は80キロ縲鰀97キロまでのサロマ湖100キロウルトラマラソンのクライマックスでもある!サロマ湖とオホーツク海に挟まれた細縲怩「道をただひたすらに進む。名前の通りたくさんの花がランナーを迎え、大自然の中を気持ち良く走ることができる。が、自分は正直、ゆっくり花を見ている暇はない。細かいアップダウンが行けども行けども続き時間との駆け引きに手一杯だ。(もちろん余裕のある方は違うだろうが…)しかし今回はサロマンブルーメンバーとして決めていたことがある。そ れはワッカを折り返してくるランナーに『ガンバです!』を言い続けること!もうすぐゴールのラスト5キロを頑張るランナー!かたやワッカにやっとの思いで辿り着いた自分。この条件で声を掛けられるのは基本的には自分の方だ。しかしゴールを目指すランナーにも苦痛の表情が見られる。サロマンブルーとしてワッカを頑張っているランナーを応援すると決めていたのだ。もちろん応援するのは折り返してくるランナーだけの為ではない。自分自身に向けても声援というか喝を入れているのだ!ワッカの折り返しまでは約8キロこの往復17キロを気持ち良くリズム良く走るにはこれが一番良いのだ!そしてワッカを見渡すことができる本当の入り口!帰り道はラスト4キロとなる地点だ。陽射しが強く照りつけるが、オホーツク海から吹く風は長袖を着ていても少しヒンヤリする。ここからは予定通り80キロ過ぎの休憩を挽回するべくキロ8分を維持する。そして帰ってくるランナーに『ガンバです!』の声。みるみるペースは上がり7分台に 近づくが、知り合いを見つけてはまたまた写真撮影の繰り返しだ。ワッカの応援部隊は前日に行ったネイチャーセンターから入った所だ。ランナーにとってはかなり先の85キロ過ぎにあたる。見知らぬ人に声を掛けても、皆笑顔や手を挙げて応えてくれる。中には声援にビックリするランナーもいた。サロマンブルーメンバーで後ろを走っているといかにも余裕で走っていると思われる。ましてや折り返してくるランナーを応援していては尚更だ。しかし僕のことをよく知っている方はわかってくれるだろう。これが自分の実力だと…。早くは走りたいが走れない。やはり練習不足だなと今回つくづく感じた。85キロまではペースを回復し良い感じで来た。 85キロ 10時間41分39秒 43分38秒 ![]() そして応援部隊が待つワッカネイチャーセンターの入口へと近づいてきた。しかし奥さんは娘のおむつ替えの為いない。復路ではまた会えるだろう。ここからはたくさんの知り合いランナーが目白押しだ。こちらからは逆光になってしまうので向こうから声を掛けて頂くことが多くなる。この付近で誰かに『急がないと間に合わないよ!』と言われ、90キロの関門時間を11時間15分と勘違いし始めた。 86キロを過ぎ10時間55分くらい…あと3キロを20分!?急がないと!これがまずかった…。冷静に考えればワッカの中は90分で10キロをクリアすればいいのに…気持ちダッシュに近い走りをして脚を使ってしまった(たぶんキロ6分くらい…)折り返して90キロの関門が見えてくると折り返しまではあと1.5キロ往復で3キロとなる。ここで関係者の方が『あと3キロ30分ですよ!間に合いますよ!』の声!『えっ?』それを聞いてふっと力が抜けてしまった。もちろん今の余力でキロ6分で走ってしまった分の代償は大きい。折り返しまで1.5キロだが、なかなか走りだすことができなかった。少し血糖値も下がりフラフラとした感じに…戻ってくるランナーへの声援としお飴で回復を図る。 いつも見慣れた景色だ。遠くに河口近くにある小さな小屋が見えてきた。もうすぐ折り返しだ。サロマ湖は2つの河口がありオホーツク海と繋がっている。その河口に架かる橋を渡れば未舗装の道の先に見えてくる折り返し地点。さていよいよワッカ原生花園を折り返し100キロのレースも10キロちょっととなった。90キロまではあと1.5キロ。関門には問題なく到着できそうだ。まだ折り返しを目指すランナーも多く声援を贈る。90キロ 11時間25分52秒 44分12秒 昨年の3分前とさほど変わらないタイム。気持ち的には焦ることもなく確実に歩を進められている。絶対に完走できる!すると前方の草むらに座り込みグッタリとしている知り合いのランナーを発見!駈け寄って声を掛けるとあまりの空腹からかすごく眠気に襲われてしまったらしい…。なかなか喉を通らないようなので、エイドに戻り水を1杯貰いそこに『オキシショット』をタップリ注入!『空腹時に効果絶大です!シャキッとしますから飲み干してください!僕のガス欠もこれで回復しましたから。』声を掛けると『本気で寝てました…』。 ワッカの中は常にアップダウン!平らに感じるところはあまりない。疲れているから特にそう感じるのだろう。走っては歩き走っては歩きを繰り返す。90キロのエイドから次の往路85キロのエイド95キロエイドと往復の為にテントを構えた立派なエイドがランナーを迎えてくれる。ボランティアの学生の応援に『ありがとう!』と答えまだ先の長いワッカの出口を見つめる。ここはまだ93キロ付近まだまだ出口は見えない。次の95キロまでもう少し。下り坂がいつもならば嬉しいのに脚を踏張るたびに痛みが出るので走れない。遠くにブルーのテントを確認してから手元の時計に目をやる。12時間08分を過ぎたところ。ラスト5キロには45分は残したい。まずはエイドまで頑張ってペースを作ろう。 エイドではトイレにも行きたかったが、入ったらどのくらい掛かるか分からなかったのでまたしてもパス・・・54キロから行きたいのに行っていない(汗)まあ仕方ないか。集中していれば行きたくならないもので・・・。再び足元までたくさん濡らした。足の裏の痛みが大きくあるが冷やすことで問題ない。 95キロ 12時間15分53秒 50分01秒 ![]() 残りの5キロで50分掛かる心配は全くしていなかった。ワッカの最後には大きな登り坂が待っている。距離にしてはほんの少しだがかなり急な坂だ。入ってくる時には先を見渡せて気持ちの良いところだ。その坂は残り4キロの地点となる。そこから先は下り中心だし、ラスト2キロからは平坦だ。『あの坂までは走っていきましょう!』と走り出した。今年はいつもよりもランナーの数が多いような気がした。このワッカのこの時間はいつもポツリポツリの間隔になるのが、1キロ先まで連なっているように見える。目標の坂付近には本当にランナーが多い。でも皆確実に前に進んでいる。 95キロからの1キロはなんと7分台前半まで回復!ラスト5キロと言うことで気持ち的にも乗ってきた感じだ。しかしこの坂は登れない・・・。ゆっくりと呼吸を整えて登り切り振り返った。いつもここで思うことは『ありがとうワッカ原生花園。来年はどんな姿で迎えてくれるのか?待っていろよ!』ワッカ原生花園のサイクリングも先程の坂が折り返し地点。ここからはまた木に囲まれた細い道を入口まで進んでいく。途中には約3時間前に通過した80キロ地点もあり、やっと戻って来たなと言った感じだ。細かなアップダウンが疲労した脚にダメージを与える。そしてやっとこの坂を下ればワッカの出口というところまで辿り着くと、『よし、あと少しだ!』と気持ちペースが上がる。最後のエイドステーションでも高校生が精一杯の声援をくれる。水を1杯貰って走り続けた。 今回は奥さんと娘がゴールで待っている。少し余裕がないと・・・キロ7分をキープし常呂町スポーツセンターを目指した!ラスト2キロはあっという間だった。昨年は走り続けられる状況でなく、200メートル走っては歩きの繰り返しだった。今年は違う!ラスト1キロの地点が来ても全く歩くこともなく、前を走るランナーの背中を追った。そして徐々に沿道にランナーを迎える応援の方が増え始める。 『お帰りなさい!!よく頑張ったね!』最高に嬉しい言葉だ。途中で応援してくれていた方なども居て嬉しかった。そして少し先の林の向こうにあるのがゴール地点だ。段々と応援が多くなり『アート鈴木頑張れ縲怐I』や『最年少バンザーイ!』の応援もあり驚いた!そしてゴールに向かって右折する手前に娘を抱えた奥さんを見つけた。『一緒にゴールする?』『もちろんでしょ!』娘を右手で抱え最後の直線をゆっくり走り出した。両側には声援も多くそれに答える。一昨年、昨年と1人でのゴール。そして今年は念願の3人でのゴールだ。今年のゴールシーンのポイントは娘がちゃんと前を向けるかってこと(笑) そしてちょっと前の人と近いけどゴ縲懊懊懊怎求Iあちゃ縲怐i笑)やってしまいました(汗) 応援の人に気を引かれたかな??残念ながら後頭部披露(笑)ゴールライン後は前向いたのに縲怐I 100キロ 12時間56分23秒 40分30秒 昨年よりも少しだけ早いタイムのゴールとなりましたが、これで完走11回目を達成。気候としては走りやすかったのですが、完走率は68%と結果だけ見るとやはり厳しい大会となりました。今年は本当にたくさんのお客さんに声を掛けていただいた事で前半の快調があり、後半はアクシデントがありましたが、なんとかゴールする事が出来ました。初めてサロマ湖に参加した方、ウルトラ初挑戦だった方などいろいろなサロマ湖があったと思います。 また来年サロマ湖でお会いしましょう。もちろんお店でもお待ちしております。 |
> フルマラソン到着は昨年よりも13分早い。足のダメージと合わせて考えるといつになく順調だ。このままのペースを維持すれば、11時間台も可能なペースだ。応援の奥さんと娘と少し話をしてからスタート。次は54キロのエイドステーションで会えるだろう。
再び国道に出る手前でバケツエイドがある。ここでもたくさんのランナーが頭から水を掛けてもらい暑さからの体力消耗を防ぐように対処していた。自分もCW-Xロングタイツを足元までしっかりと濡らした。上半身まで濡らしてしまうと冷えてしまうのが心配だったので足元から冷やしてヒートアップを抑えた。45キロ4時間56分54秒 34分55秒 45キロを過ぎるとサロマ湖湖畔からは少し離れコースにアップダウンが出てくる。相変わらず日陰になるところも無く、強い陽射しが容赦なくランナーを照りつける。そして長く続くアップダウンに体力も奪われ始めてくるのがこの辺りだ。50キロの関門までに大きい坂を1つ越えて行く。越えた分だけまた長い下り坂もある。1つ目のアップダウンを越え長い直線道路の先に見えてくるのが、50キロだ。長い下りを走ってくると平坦なコースも登りに感じる。そして登りはもっときつくなる。 50キロ 5時間35分47秒 38分52秒 ここでも昨年よりも13分早いのは変わらない。足の状態もそれほどダメージも無く順調そのものだった。しかし50キロ過ぎ、その登りでフッと力が抜けてしまい歩き出した。追い抜いていくお客さんにも『休憩中です・・・』と苦笑い・・・しかし事態は深刻だった。 下り坂に入っても走れない脚・・・襲ってくるのは空腹感・・・全身に力が入らない状態だ。この坂を下った51キロ手前にエイドステーションがある。そこまでは何とか走ろう・・・でも数歩走っては歩き、そのペースが落ち始めていた。何が原因か考えた。ペースが速すぎたか?暑さのせいか?結論としてはあまり固形物を摂っていないガス欠だと感じた。30キロのスペシャル以外にも20キロごとにスペシャルを持って走ろうと考えていたが、携帯用のシェイカーを忘れてしまい摂る事が出来なかったのだ。途中のエイドではスイカ・バナナを少しずつ食べてはいたが、足りなかったようだ。 やっと到着したエイドステーションではバナナなどしっかり食べて次のエイドまでの回復を図る。そしてさらに携帯していた『オキシショット』を取り出した。レース1週間前から行なっていた酸素ローディング。その効果は前半の走りから見ても良かったと感じていた。レース中は体調も良かったのでこれまで摂る事はなかったが、今の状態を打破する為にもすがる思いで飲んでみた。レース中に飲む事で酸素を身体全体に巡らせることで、集中力をアップさせたり疲労も回復できる。その効果を期待した。 エイドでは足裏付近に痛みが出てきたのでシューズの中までしっかり濡らしていった。このエイドでの滞在時間はおよそ3分。十分に休息できたわけではないが先を急がなくてはこれからのペースダウンが心配だ。知り合いのランナーを追い掛けるように意識してペースを作ると、不思議な事にキロ6分半までペースを維持できるようになってきた。先程の失速が嘘のようだ。 エイドまでは再びアップダウンもあるが、50キロ前までのペースを取り戻していた。53キロ54キロと進んで行くと登り坂の途中に大きな建物が見えてきた。緑館だ(今年から名前が変わったようだが)ここはスタート時に預けた荷物を受取る場所で、後半のレースに向けた準備をする大きなエイドだ。早く到着したランナーはゆっくりとアイシングをしたり、補給を摂って行く。またリズムを壊したくないランナーは食べ物だけを摂って足早にスタートする。 自分は当初の出発予定時間に緑館に到着した(6時間20分経過)。休み過ぎてもこの後の制限時間に引っかかる可能性が出てくるのであまりゆっくりはしていられない。6時間30分で出発する事に決めて緑館へと到着した。着替えをしようと準備を始めると昨年のDVD撮影のランナーズの方が近寄ってきて『昨年話されていた奥様と子供さんですよね。続きがあるんでインタビューよろしいですか?』と声を掛けて頂いた。コメントの内容は参加賞DVDの中で!お楽しみに。 ![]() ここでは半袖の下に着ていたCW-XF-FITライトを脱ぎ、代わりにX-FITのオールシーズンタイプの長袖を着た。そしてゼッケンの付いたチームTシャツはそのまま重ねて後半のレース仕様となった。CW-Xのロングタイツはそのまま代えなくても常にサラサラだ。靴下もシルクソックスなので水浸しでも問題ない。 と、着替え終わってからやっとの思いでトイレへと向かう。いつもよりも人が多いなあと感じながら建物の中に入っていくと、やはりトイレも混んでいた。仕方なく小だけを済ませ、トイレを後にした。表に出てみると一緒に入ってきた仲間の方や後から到着した人までもみんな出発してしまい、1人取り残された。自分としては予定通りの休憩時間。6時間半を経過してスタートした。ここでの補給はホタテおにぎりと決めていたが、あいにく出発時には売切.ゼリードリンクで我慢してコースに戻った。 緑館を出るとすぐに登り坂となる。休んだ後すぐなので問題なくパスできるが、この坂の上が55キロ地点だ。 55キロ 6時間33分18分 57分31秒 この5キロはエイドがあったにしても掛かり過ぎだ。前半あった貯金も昨年と同じくらいまでになってしまっていた。しかしこの体調では仕方がない。走れるペースで関門に掛からないように行かなくては!平坦が続き下りそしてまた登りと細かなアップダウンが59キロまで続く。途中で50キロ地点のようにフッと力が抜けて両膝に手をかけることもあったが、少しずつ回復し走るペースはキロ8分をキープしていた。 60キロ手前からはサロマ湖湖畔に沿ってコースをとる。ここでは遥か先に肉眼では確認できないが、ワッカ原生花園の折り返し近くの橋が見える。あの折り返しまではあと28キロだ。少しずつでも確実に進んで行こう。 60キロ7時間11分38秒 38分20秒 ![]() 5キロ40分以内。これが後半の鉄則。どんなに悪くてもそのペースで刻めば80キロの関門もクリアできる。この5キロは良いペースを作ることができた。この先キムアネップ岬は毎年歩きが入ってしまう所。ここからペースをしっかりと作っておけば走って通過できるはず。そして63キロにはスペシャルドリンクのあるエイドもあるのだ。 お客さんと並走しながらこの先のペース配分を考えた。自分はいつも考えながら走っている。このペースで良いか?休憩はどのくらい取れるか?脚の状態はどうなのか?無理はしていないか?ここサロマ湖は70キロ・80キロの関門が他の100キロよりも1時間早いと言っても過言ではない。クライマックスのワッカ原生花園に脚を入れさせてくれないのだ。逆にそれ以降は少し関門が楽になってくる。勝負は80キロまでで大きく決まる。エイドでスペシャルドリンクを飲み次の80キロまでのエネルギーを蓄える。 ![]() このエイドより先は唯一の日陰の場所である森のトンネルを走る。ここは通称『魔女森』コーナーを曲がっても曲がってもなかなか森の出口が見えてこない。涼しくは知りやすい所だが、ランナーの集中力を奪う不思議な空間だ。左にはサロマ湖が見え隠れするのだから迷うはずもないのだが、約4キロがやけに長く感じる。 65キロ 7時間52分34秒 40分55秒 そしてこの魔女森を抜けると超有名な私設エイド『白帆』が暖かくランナーを迎えてくれる。ここでは暑い時には冷た?いおしぼりを、寒い時には暖かいおしぼりで出迎えてくれる。今回はもちろん冷た?いおしぼり!最高に気持ちが良い。後ろ髪を引かれる想いで70キロの関門を目指して走り始めた。 |
午前5時スタート!まだ霧深い中を2500名のランナーが走りだした。今回は少し前よりからのスタートで少しでもロスをなくそうと思った。始めの5キロまでは1キロごとの表示があり、ペースを掴む。湧別町の周りを3キロ走り再びスタート近くを通り、初めの折り返し竜宮台を目指す。ここからはどこまでも続くような1本道で、細かくアップダウンがあるの為先のランナーまで見ることができる。アート鈴木は派手な格好で走っているのとナンバーカード『111』のサロマンブルーのおかげで、たくさんのランナーに声を掛けていただいた。今回はお客さんだけでなく昨年の参加者やパンフレットを 見てくれた方も多い。サロマンブルーに恥じない走りをしなくては!5キロの通過は31分37秒 朝深かった霧はいつのまにか晴れ、夏の陽射しを思わせる太陽が顔を出している。空には雲一つない快晴だ!風を感じないのでこのままかなり暑さを感じながら走るだろうと覚悟した。 10キロポイントは1時間02分09秒 30分31秒 左側にある林の日陰にランナーが片寄って走る。少しでも陽射しから逃れようと…。しかしこのサロマ湖は25キロ以降はまったくもって日陰がない。相当の体力を消耗する。陽射しがまだ低い時間帯は大きく延びる影を利用する。15キロと20キロのポイントはほとんど同じ所にある。竜宮台の折り返しまであと2.5キロと言うことだ。15キロ1時間33分25秒 31分15秒 先頭のランナーがフルマラソンのような勢いですれ違う。すれ違うランナーの数も段々と増えてきて、その中から知り合いのランナーを探しながら走る。 この竜宮台折り返しでは全員のランナーと会うことができる。後半のワッカ原生花園では自分が80キロ関門ギリギリで入るので、サブ10ランナーには会えないのだ。いつも8時間台で完走する仲間を見つけハイタッチ!お客さんを見つけては『あ縲怺謦」ってくださいね!』と励まし合う。そうこうしているとまもなく竜宮台!ここには応援で奥さんと娘がいる。最高の笑顔で手を挙げて応える。さらに折り返しランナーも増え、黙 って走っている時間がない。そして折り返し。いつもよりも少し早いので、これから折り返しを迎えるランナーが多い。今度は知り合いのランナーを見つけてはカメラを向けて走る事にした。ランナーとしては自分の走っている写真がもらえることがとても嬉しいと自分でも実感しているので、気が付く限りシャッターを切った。 すべてのランナーとすれ違うと20キロに到着。 20キロ 2時間05分12秒 31分47秒 このエイドから食料が並びだし、バナナ・梅干し・チョコレートなど。バナナをひとつ加えて走り始めた。例年ではトイレに行きたくなる時間帯だが、今回はその兆候はない。男性ランナーは道端に列を作り用を足す。その列に何度か加わったが、簡易トイレにお世話になる事はなかった。 25キロ 2時間37分42秒 32分29秒 ![]() 相変わらず無風状態の中をスタート地点に向かって戻る感じで走る。太陽は背中から突き刺してくる。昨日の寒さなど何処に行ってしまったかというくらい、夏の北海道となった。バケツのエイドがある度にCW竏窒wを水で濡らし走る。筋肉も冷やすことができ、更に気化熱で涼しい。日焼けによる疲労感も抑えられるので、ロングタイツは有効だ。 30キロ 3時間11分53秒 34分10秒 ここにはスペシャルドリンクを預けている。その中身とはグリコーゲンリキッドとホエイ プロテイン。超長距離の時には、糖質・脂肪が使われた後に、筋肉中のタンパク質までエネルギーとして使われてしまうので、翌日の筋肉痛などがひどくなってしまう。そこで途中でプロテインを補給する事で、筋肉のダメージを減らし、グリコーゲンでエネルギー補給をしようという作戦だ。これには2年前からお世話になっているが、最も効果的なスペシャルである。満腹感もあり、即効性もあるのでウルトラの必需品だ。 もちろんエイドステーションのサービスも充実!35キロのエイドにはスイカが登場!良く冷えて甘くて美味しいかった。 30キロ過ぎから再び東に向かって走り出すと、今まで感じなかった風が出てくるようになった。今までは追い風だったようで暑く感じたのだ。しかし一度掻いた汗は風を受けると冷えに繋がる。一気に緒カラダが冷える瞬間だ。自分は前半取り外したアームウォーマーを再び装着し、肌の露出を抑える。Tシャツの下にはX竏窒eITを着ているので、常にサラサラで冷える感じはなかった。 35キロ 3時間46分52秒 34分59秒 いよいよ国道238号線(オホーツク街道)に入りサロマ湖を周遊するコースとなる。なかなか湖畔沿いを走る事はなく、少しのアップダウンと炎天下でのランが続く。 所々にある商店街には地元のおじいちゃん・おばあちゃんが応援してくれている。元気な声援に押されランナーのペースも上がる。そしてエイドステーションでゆっくりと補給。 40キロ 4時間21分58秒
35分05秒まもなくフルマラソンの月見が浜だ。一番初めに出場した頃1993年はこの道路はまだ整備されておらず、雨の中足元がグシャグシャの中を走ったのを覚えている。数年前に舗装され、サロマ湖のサロマンブルーが見渡せる道となった。 42.195キロ 4時間36分35秒 ![]()
|
![]() ![]() 土曜日の天気は朝方11℃と涼しいというよりも寒いくらい・・・。長袖の上にトレーナーでちょうど良い状態でした。しかし午後になると風は冷たいものの陽射しが強くなってきて動けば少し汗ばむ陽気に。 夕方からの開会式では最年少サロマンブルーメンバー代表として記念品を受け取りニッコリ!このサロマンブルーシャツを貰うのに13年掛かったのです。 ![]() 日曜日の気温は25℃の予想とさらに上がり、週間天気予報とはまったく違ってきました。宿に着き19時過ぎの日の入りの風景は最高に綺麗で、それは日曜日の暑さを予感させるものでした。 |
サッカー日本チームが現地入りした時は肌寒かった気候も先日のオーストラリア戦・クロアチア戦では30℃近くまで上がったようだ。 少し涼しい環境になれてしまうと、急激に暑くなった時にスタミナの面で保たなくなる。大切なのはやはり水分補給とカラダをいかに冷やすかに掛かっている。サッカーならば90分。マラソンと違い瞬発力も必要なるので、すごい消耗になるだろう。そこで大事なのが『酸素』。酸素の消費量は激しい運動時に赤血球の75%縲鰀80%まで増大し、この時に酸素不足が起こってくる。 カラダに溜まった乳酸を除去するには酸素が不可欠。酸素をたくさん供給することで、乳酸の処理が早まり、疲労を早く取り除くことができるようになるのだ。 そこでサロマ湖1週間前からの言わば『酸素ローディング』をやることにした!その『酸素ローディング』に良いのが、『OXY shot(オキシショット)』だ。 水道水の約30000倍の酸素が水の中に溶け込んでいる濃縮酸素だ。大会の1週間前から約10mlを摂取する。レース前の疲労を軽減させ、レース中にも60分毎に補給すると良いらしい。もちろん疲れたカラダにも。 サロマ湖で60分毎は無理かもしれないが、少し携帯していこうと思う。まずは1週間飲み続けて、カラダの変化を見ていきたい。 日曜日の朝から空腹時にキャップ1杯を飲み始めた。1日のうち食前に3回補給。速効性を感じることは日常生活では難しいが、練習となると違ってくる。 火曜日にはサロマ湖前最終の練習で15キロを走った。加圧トレーニングも取り入れながらのランだったが、徐々に調子が上がってきたのは『OXY shot(オキシショット)の効果か?? 実際にレース1週間前からの効果を期待しているので、本番のサロマ湖で本領発揮と言ったところか? シャツはこの新作アディダスウエアで通します!インナーに着るX-FITはライトとオールシーズンタイプの着替えで対応です。タイツは写っていませんが、富士五湖から使用しているCW=Xのカスタムオーダーカラーのプロモデルを使用します。
|
サロマ湖100キロウルトラマラソンまであと9日となりました。今回で14回目の参加となるアート鈴木ですが、今回からサロマンブルーメンバーとして走ります。ナンバーカードは『111』です!18歳からサロマ湖にチャレンジし昨年念願のサロマンブルーを達成しました。今回はサロマンブルーのゼッケンに恥じない走りをしたいと思います。
ご来店頂いているお客様も参加される方が多く、今年の天気予報とにらめっこしながら対策を練っている方も多いです。 例年は気温の高い大会となるのですが、過去の参加した大会では雨で10℃前後までしか気温が上がらなかったこともあります。雨が降ってしまうと、寒さ対策も必要となりますので必ず長袖も荷物の中に入れておきましょう。 また雨対策としてはモンベルのU.Lウインドジャケットがおすすめです。風よけとしてまた傘と同じくらいの撥水性はありますので雨対策としても十分です。重さはなんと70グラム!合わせのパンツと一緒にしても135グラムという超軽量モデルです!(パンツはブラックののみの展開) 初めて参加する方などは不安も多いと思いますが、是非アートスポーツにご来店頂きいろいろ聞いて頂ければと思います。残り9日間、体調管理をしっかりして風邪など引かないように注意してくださいね。 |