始めよう! 続けよう! 楽しいトライアスロン - 最新エントリー

第12回「シーズンオフのスイム2」

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
nakagome 2010-3-2 10:10

2月はバンクーバーオリンピックで盛り上がりましたが、皆さんのお気に入りの選手の活躍はいかがでしたか?
私も2000年のシドニーオリンピックを目標としていた頃が懐かしい、というよりも、すでに頭の中では忘れてしまっている出来事に感じます。

 

オリンピックは紛れも無く現時点での世界のトップ選手の競い合い、そんなすごい世界を目指していた頃が自分にもあったとは、今では不思議な感覚です・・・
まあ、私の場合はオリンピックには出場できなかったので・・・

 

さて、そんな世界のトップ選手でも、シーズンオフともなれば基本的なトレーニングに時間をかけることもあります。
前回は、スイムでとても重要な水中でのボディポジションについてお話をしました。ウェットスーツがあるからあまり重要には考えていなかった方も、少しは水中での姿勢が大切なのだな、と感じられた方もいるかと思います。

 

今回はさらに踏み込んで“キック”について動画を交えてお伝えしたいと思います。
キックには「身体を浮かせる」「バランスを取る」「推進力を得る」という大きな3つの役割があります。

 

キックは苦手という方は多いと思います。
これもウェットスーツを着用すれば解決するかな、と考えている方もいらっしゃると思いますが、浮力を得るウェットは、実は浮くことで水の中でバランスを取ることが非着用時に比べて難しくなるのです。

 

キックは、そんな不安定な水の中で泳ぐ際に安定させる役割もあることを覚えておきましょう。
キックで速く進もうと多くの推進力を得ることだけに躍起にならないで、自分の泳ぎはキックはどのように使えば有効なのか、役割をしっかりと考えてキックを上手く取り入れて見ましょう。

 

それでも、キックの練習はきついからな~と考えている方、こんな練習だったら今までのきつさはあまり感じないのでチャレンジしてみて下さい。
これは、中込が考案した現在も実際に指導で使っているキックドリルです。
このドリルができたから、すぐに泳いでいる際にキックが上手くなるということではなく、キック嫌いの返上のきっかけにしていただければ幸いです。

 

ポイントは『足の甲に当たる水の感覚をしっかりと覚えてもらう』ことが第1です。そして、何度も繰り返して実際の泳ぎの中で使えるようになることを期待しましょう。

 

◎ウォーキングキック
歩きながら安定した状態でキックをイメージして行なうトレーニングです。
足首の力を抜いて、足の甲で水の抵抗を感じます。

この時、足首に力を入れすぎてつま先から水を押し出すと抵抗を感じません。

足の甲に当たる水の抵抗を身体で覚えましょう。また、なるべくプールの底に指先をつけるような意識も持ちましょう。足を戻すときは膝を曲げずにまっすぐな状態で着地します。常に泳いでいる時をイメージして足の甲に当たる水の抵抗を感じることが大切です。

◎腰掛キック
子供の頃に行なった経験があると思いますが、これで今のキックの癖が分かります。これも実際に泳いでいるイメージを作りながら行って下さい。この時なるべく浅く腰掛けて腹筋にしっかりと意識を入れて下さい。そして、キック動作を行ないます。皆さんの水しぶきはどこに飛んだでしょうか?水しぶきが遠くに飛ばせる人は足首が脱力してしっかりと推進力を得るキックが出来ています。

逆に足の甲の上に水しぶきが出てしまう方は足首に力が入っているので、抵抗となり身体を沈ませてしまうキックを行なっていることが確認できます。

腰掛キックでは、水しぶきが遠くに飛んだ分だけ身体が前に進んで行くと考えることができます。ウォーキングキック同様、蹴り終った足はまっすぐにして元に戻します。水しぶきの飛び方を映像を見て比較してみて下さい。


2010年度も穏やかな日が続いていますが、皆さん今年も1年トライアスロンを中心に元気に行きましょう!
ということで、なんと今年は中込自身、節目の25回目のシーズンインを向かえ、気持ちも新たに今年も1年コラムで皆さんと楽しんで行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

そして、今年のアートスポーツのウェットスーツも期待してくださいね!
業界初の仕様など、今年の注目の商品になってもらうべく現在テストを行っています。
アートスポーツで販売しているウェットスーツも、25年が経過するといろいろな変化と進化を遂げています。ゴムの品質も、発売当時に比べると比較にならないほど泳ぐことに特化した製品が出てきました。
ウェットスーツに関しては、今年のモデルが発売されてから具体的にコラムで取り上げたいと思います。なんと言っても、25年継続してアートスポーツのウェットスーツを着用している中込が進めているのですから期待してください!!

さて今回は、ふとしたことから探した写真から、トライアスロンの進化を見てみたいと思います。

中込コラムvol.11 トライアスロンの進化

写真は1990年の第2回世界選手権の一コマ。場所はアメリカフロリダのオーランド。
なんとディズニーワールド内で行われたのです。レース前にトランジットで準備をする中山俊行選手と中込。よく見ると、いろいろなことが分かります。

まず、バイクヘルメットに注目してみましょう。
90年前後は、写真のようなヘルメットが主流でした。中身は発泡スチロールの硬いようなもので、それに布製のようなカバーをかけるタイプです。このヘルメットは、転倒すると地面とヘルメットの摩擦が大きく危険なためカバーが改良され、現在のプラスチックのようなものとなり、地面とヘルメットの摩擦が少なくなるように進化しました。
また、フィット感も大きく変わり、今のヘルメットはとても安心できるものとなりました。といっても、事故に遭わないように注意しましょう。

次にバイクのハンドル周りが気になります。
中山選手が使用しているのが元祖DHバーの2代目です。「DHエアロバー」というもので、3角形のバーでブレーキレバーが逆向きに付いています。今ではこのような危険な取り付け方をしたブレーキバーはお目にかかれません。中込は、当時まだ珍しかったアタッチメントを使用。当時ツールドフランスでグレッグレモンが個人TTで使用して総合優勝をしたことを覚えています。
このハンドル仕様は、89年に初めてオーストリアのキャンプに行った際にコーチに進められて使ったものでした。それ以後は写真のようなブルホンバーではなく、現在の基本のハンドルにアタッチメントというスタイルに落ち着きました。
たぶん、日本で誰よりも早くアタッチメント+ノーマルハンドルを取り入れたと思います。実は他にも「日本では初めて」ということを実践しているのですが、またの機会に取り上げようと思います。

そして、バイク後輪が今の51.5kmのエリートレースでは絶対に見ることが出来ないディスクホイールが装着されています。まだドラフティング許可のレースの時代ではないため、あらゆる手段を使って個人の走力を上げることが求められている時代だったので当然の流れでした。
私の使用しているものは「アマンダ」という個人のフレームメーカさんのもので、ヒノキのリムを使っています。走り出しがとても軽く、走りやすかったのを覚えていますが、段差などに突っ込んでしまうと衝撃で割れてしまった事もあります。
しかし、割ってしまった時がトライアスロンでは初優勝でした・・・・なんとも、高価な代償でした。もちろん、修理ができました。

ちなみに、中山選手が使用しているのがスギノのテンションディスクというものです。その通り、糸をテンション(張力)で張っているホイールでした。これも、今ではお目にかかれないものです。他にも当時はスポークホイールに被せる「ホイールカバー」で簡単にディスクホイールの効果を得ようとしたものもありました。どれも、今では規則で使えないものとなっていますが、考えるといろいろとあったものです。
写真で振り返るホイールの歴史など出来れば面白いですね・・・
考えてみます。そして、シフトレバーはまだダウンチューブに取り付けてある時代です。

さらに良く見ると、水がボトルではないもので飲めるようになっています。これも、あっという間に姿を消してしまいましたが、DHポジションで手を離さないで飲めるという、当時では優れたものでした。サドルの下に微かに見えている硬いゴム風船のようなものがあり、ハンドルに飲み口が固定されて噛むと水が出てくる仕組みです。今ではトレイルランやMTBに使われているようなものと一緒でしょうか?

1枚の写真から実にいろいろなトライアスロン用具の歴史が垣間見ることが出来ます。いろいろな規制がある中で、これからもトライアスロンのレースに最も適した道具が開発され、記録の向上と安全を確保してくれるのでしょう。
ただ言えることは、どんな便利なものでも扱うのは人間です。自分のパフォーマンスを成長させていくことが、進化する道具に対応できる最適な手段だと思います。道具だけに頼ることなく、同時に自分自身も成長させて楽しいトライアスロンライフを送りましょう!

明けましておめでとうごいます。
今年も1年、トライアスロンをはじめとするいろいろなスポーツを通して、
たくさんの方々に楽しんで頂ける指導をして行きたいと思いますので
よろしくお願いいたします。

突然ですが、スポーツは楽しんでこそ続けていけるものです。

楽しみを感じる方法は人それぞれ異なりますが、楽しむというスタイルを共感出来ればさらに楽しさも増します!
皆さん今年も1年を通して楽しく元気にスポーツで遊べる健康体を作っていきましょう。

『スポーツを楽しんで、美味しいものを食べて、ゆっくりと身体を休める。』
ベーシックですが、これが健康で楽しくスポーツを行う原理だと私は考えています。

ということで、皆さんはいろいろなスポーツイベントやレースなどに参加して楽しむことを実践していると思います。
その中でも毎年これに参加しないと1年が始まらない、もしくは終わらない・・・
という、自分の中での節目のイベントがある方も多くいると思います。

私も競技選手時代は例年、世界選手権が終わるとそのシーズンが終了と言うスタイルが多くありました。1年で最も結果を残したいレースなので、その1レースに向かってトレーニングを積み重ねます。
そして、結果が良くても悪くても、その年以上に来年はどうすれば良い結果が望めるのか考えて行きます。その繰り返しで楽しさ追及し、感じていました。
競技選手の時は、まさに勝つことが楽しさを実感できる瞬間でした。
今でも勝つことは楽しいですが、そのスタイルは大きく変化しています。

そんな楽しみを、毎年師走のホノルルマラソンで実感している方も多くいます。
私も5年前から、HISホノルルマラソンツアーの参加者をサポートするために現地に帯同していますが、昨年まではランナーで参加したことはなく、もっぱら走らずに行うサポートがメインでした。
しかし今年は初のホノルルマラソンデビューを飾りました。
もちろん自由に勝手に走った訳ではありませんが、初の試みの最後尾からスタートして、HISの参加者に声をかけて飴玉を渡しながら走りました。

実に500縲鰀600名のランナーと一言ですが声をかわし、走りながらコミュニケーションを行いました。今までにない楽しいサポートです。
特に後半、抜く際に声をかけるランナーの多くの方は疲労感が大きく元気がありませんが、声をかけたその一瞬、皆さんは笑顔になります。
黙々と走る事も良いのですが、疲労感が大きい時など一緒に走ってくれる仲間がいるとさらに楽しくなります。

毎年このホノルルマラソンを1年のご褒美に参加すると言う方も多くいます。
なにもホノルルに走りにこなくても・・・・と思う方もいると思いますが、やはりハワイ、ホノルルといった、いつもと違う環境で同じ目的を持った方が3万人近くもいるという環境は、それだけで気持ちをワクワクさせてくれます。

1年を通して仕事、トレーニングに頑張ったご褒美に、皆さんも何かひとつ自分へのご褒美として、今までとは違う環境のレースを見つけて、これまでとは異なる「楽しさ」を見つけてみませんか?!

ということで、2010年も変わらずスポーツを楽しんで全力疾走して行きたいと思いますのでよろしくお願いします!


中込とペースメーカーの皆さん(中込のバッグには100個ほどの飴が入っています)

早朝5時のスタート!真っ暗な中でのスタートですが花火の打ち上げは圧巻
先頭の女子選手がフィニッシュに向かう中、すれ違う参加者達

レースでそれぞれのスタイルで楽しむ参加者達

第9回「シーズンオフのスイム 1」

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
nakagome 2009-12-8 17:04

第9回「シーズンオフのスイム 1」

2009年のトライアスロンシーズンも終了して、今はゆっくりと時間を過ごしている方が多いのではないでしょうか。
私も10月の日本選手権が終了して、2週間のリカバリートレーニングを過ごし、その後1週間の完全休養を過ごしました。
というより、強制的に動く事が出来なかったと言うほうが良いのですが・・・

というのも、ここ数年で随分と身近になって来た視力矯正の手術を行ったのです。
右目0.3→1.5 左目0.06→2.0 に矯正することが出来、これからは裸眼でレースに出る事が出来、コンタクトが外れるなどの不安がなくなりました。
今では毎日のコンタクトの手入れやメガネ生活と言った煩わしさから解放され、とても快適に過ごす事が出来ます。

ということで、そろそろ2010年に向けてトレーニングを始めよう!という方もちらほらいると思います。
寒さが厳しくなるこの時期、外には中々出られないでいる方も室内の暖かいプールであれば身体を動かそうかな?
と思っている方も少なくないと思います。

そこで、今回はスイムの基本の基本についてお話をしたいと思います。
水泳は誰でも出来る身体への負担も少ないスポーツです。
ただ、水の中と言う特殊な環境を必要とすることと、自分がどのように動いているのか見えないことで、自分の泳いでいるフォームのイメージが湧かないといった方も多くいると思います。
今では、手軽に水中ビデオなどで自分のフォームが客観的に確認することも出来るので、
機会があれば確認すると良いでしょう。

しかし、一度確認しても定期的にトレーニングと映像の確認をしなければ、なかなか身体に染みついたフォームは修正することができません。
トライアスロンの中でもバイク、ランは、重力を感じてバランスを取ることが出来る種目ですが、水泳は水中で浮力を感じながら動くので、バランスを取ることがとても難しい種目です。

そして、唯一「力」だけではどうにもならない種目なのです。
いつも指導で言っていますが、水泳はどんなに筋力がある男性でも、水泳を何年か習っている小学校低学年の女の子に短距離であれば負けてしまうことがあります。
しかし、バイクやランではそんなことはないと思います。
これは、水泳が「力」ではなく「技術重視のスポーツ」ということが言えます。
そのためフォームはとても重要な上達のポイントとなります。

ではどのような“技術竏茶eクニック”が必要なのでしょうか。
水中では、空気中に比べると約800倍もの抵抗があります。当然進むスピードが速くなればなるほど抵抗値も大きくなります。
ということは、水の中での進む方向に対しての抵抗値を少なくし、推進力を効率良く獲得することが
速く前に進む方法となります。

そこでまず、抵抗値を少なくするために「浮く」と言うことが重要になってきます。
最初は「蹴伸び」を何度も行い、バランスを取りにくい水の中で水面に対してフラットな姿勢を保つことが出来るか
トレーニングしてみましょう。

1:壁の蹴りだし角度
2:腕の上下左右の角度
3:頭の角度
4:視線
5:腹筋、背筋の意識

一見単純そうに思う「蹴伸び」でも、実にいろいろなポイントを変化させることで進む距離は変わってきます。
ほぼ同じ力で蹴りだすことを考えると、進む距離が変わることはそれだけ水中での姿勢でスピードが変わってくることがわかります。
これはとても重要なポイントです。
力に頼らず筋力が少ない方でも、抵抗を少なくすることで水中ではスピードを上げることが期待出来るからです。
壁を蹴って得たスピードである程度進むと足から沈んで行きます。
特に女性に比べて男性は沈みやすいのであまり気にする必要はありません。

そこで次に重要になってくるのが「キック」です。
この「キック」は、水泳の中でも特に重要なポイントとなるので次回に詳しくお伝えしたいと思います。
まずは仲間と蹴伸びでどのくらい進むか勝負をしてみましょう。
単純なので何度も何度もいろいろなポイントに変化をつけてチャレンジしてみて下さい。上手くいくと25mプールの真ん中を超えることも珍しくありません。壁を蹴る前にたくさん空気を身体に取り入れ我慢できる所まで蹴伸びで進んでみましょう。
ウエットスーツを着用して出来る方は、試しに非着用の時と比較するのも面白いですね。
極端に距離に違いが出てくると思います。
これが、ウエットスーツを着用すると速くなる一番の要因なのです!!

以下、抵抗が多くスピードが上がりにいボディポジション



 

 

第8回 観戦!!トライアスロン!

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
nakagome 2009-11-9 17:21

第8回 観戦!!トライアスロン!

“トライアスロン”というと、自分自身で行うチャレンジスポーツの代表のようなイメージがあると思います。
しかし、オリンピック種目に採用されてからは観戦出来るコースレイアウトに変更して、
応援して楽しんでもらえるスポーツに発展してきました。

世界のトップ選手が集まる世界選手権シリーズやワールドカップなどは、スイム、バイク、ラン共に
観て楽しめる周回コースを基本としてレイアウトされています。

周回数が多いバイクなどは、勾配のきつい坂道で選手の間際まで寄って応援する姿なども見受けられます。
さながらツールドフランス!と思わせるようなシーンもあるほどです。

そんな迫力あるトップ選手のレースを間近で見ることが出来るチャンスが日本でもあります。
2009年に限っていえば、世界のトップ選手が集まった“世界選手権シリーズ横浜大会”がありました。
そして、毎年東京都港区のお台場海浜公園周辺を使った“日本トライアスロン選手権”があります。
東京の中心でトライアスロンが開催されるなど、私たちが始めた1980年後半には想像もしていませんでしたが、
それを考えると、トライアスロンという競技が世論に認知されてきたことが実感できます。

今年は10月18日(日)に『第15回日本トライアスロン選手権』が開催されました。
この大会は、文字通りその年のトライアスロン(オリンピックディスタンス:スイム1.5km>バイク40km>ラン10km/トータル51.5km)
日本一を決める大会です。
誰でも申し込みをすれば参加できる大会ではなく、一定条件をクリアした日本のトップ選手の集まった大会です。
<1>ジャパンポイントランキング上位20名
<2>日本学生選手権上位6位
<3>日本ロングディスタンス選手権1位
<4>地域ブロック代表選手
となります。来年は皆さんもチャレンジしみませんか?・・・・

特に、世界でもトップレベルにいる女子のレースは今年も最後まで接戦で、まさしく観て楽しいワクワクするレースとなりました。
また、男子ではバイクでの駆け引きやスピード感も迫力があります。
そして、レースを観戦する時はトライアスロンを熟知している方と一緒だとさらに楽しく観ることが出来ます。
バイクは時速40km以上で走るため、一瞬で視界から消えてしまいます。そこで、詳しい方がいれば選手の名前はもちろん、
得意、不得意種目なども教えてくれるので応援にも力が入ります。また、各地域からも参加しているので、
自分の出身地の選手などがいれば応援するのも、選手にとってはうれしい限りですね!

まだトライアスロンを観戦して楽しんでみるということを経験したことがない方、来年はぜひお台場に足を運んで来ませんか!!
私も応援されれば笑顔で答えますよ!!

「レースに役立つバイク―ラントレーニング」

今年のトライアスロンシーズンもいよいよ終盤に入り、10月18日には東京お台場で日本選手権が開催されます。名実ともに日本一の選手を決定するシーズン最後の国内ビッグイベントです。現在の日本のランキング上位者と地方予選を勝ち抜いてきた選抜選手に、学生の上位選手を加えた日本最高峰のレースです。そして、舞台が東京お台場ともなれば選手、応援共に盛り上がらない事はありません。もちろん中込もこのレースには参加します。順位にはこだわらずに、中年を代表して最年長選手として今年も「keep on sailing」で今年のシーズンを締めくくりたいと思います。時間がある方、なくても今から10月18日はお台場にトライアスロンを観に行きましょう!!

ということで、10月にまだレースを控えている方も多くいると思います。
毎日過ごしやすい気候になって、身体を動かす事が気持良くなってきましたね。そこで、今回は『トライアスロンに役立つバイク縲怎宴唐フトレーニング』を少しアドバイスして行きたいと思います。

今年の9月に開催された波崎トライアスロン。昨年に続き連覇を狙っていましたが、台風の影響で競技内容がランニングのみに変更されてしまいあっけなく連覇の目標は絶たれてしまいました。
ランニングのみということであれば私より速い選手はたくさんいますが、トライアスロンのランニングでは、ランニングの強い選手にも勝てる事があります。それは、私の身体が長年続けているトレーニングとレースを重ねることで、トライアスロン専門の身体になっているからです。
これは、長い時間をかけて作ってきたトライアスロンの特異性だと思います。皆さんも、最初はバイクを降りた瞬間は足が思った以上に重い、フワフワするなど通常のランニングとは随分異なる感覚を感じたことでしょう。

これを克服するには、実際に「バイクに乗ってその直後に走る」ということを繰り返す事が、トライアスロンの特異性を身体に覚えさせる事だと考えています。私がよく現役の頃行っていたのが、とにかくバイクの後に自分の目標とするランニングのペースを身体に覚えこませるトレーニングです。

具体的には家の周囲に1kmの周回を作り、12分間走を行っていました。レースなどでは、最初の1kmは目標のタイムを上回るように走る事が出来ます。しかし、徐々にその日のコンディション、バイクの後の疲労などの影響でタイムにムラが出てきます。そこで、最初の1kmとそれ以後の1kmのラップタイムを均等になるように走る感覚を作って行きました。これは、何度も何度も繰り返し行い、感覚とタイムと心拍数を一致させて行く作業を繰り返しました。これがトライアスロンの特異性を考えたトレーニングだと私は考えています。

1週間の中でバイク縲怎宴唐フクロストレーニング、もしくはスイム終了後にバイク縲怎宴唐Kず1度は入れることをお勧めします。オーストラリアでトレーニングを積んでいた時は、必ず週末に湖を使って実際のトライアスロンを距離を短くして行っていました。スイムもそうでしたが、やはり、実践に近い環境を作ることは大切なのです。
トライアスロンのレースに出るのに100m走のダッシュばかりやっていても目標には到達出来ません。必ずトライアスロンと同じ流れと強度を身体に覚えてもらうトレーニングを入れて行く事が大切です。

では、バイクを乗らないと出来ない?と考えずにバイクと同じ筋肉に刺激を入れてあげて、その後ランニングを行ってもランニングだけ行うよりも効果は期待できると思います。簡単な方法であれば、スクワットを行った後にランニングを行うなんて言うのも良いと思います。スクワットではなく、ローラー台を使えば場所や時間を選ばなくてもトレーニングを実践する事は可能です。

現在私の指導しているクラブでは、月に1縲鰀2回は実践を想定したトレーニングを必ず入れています。たまたまクラブの拠点近くで良い場所があったと言うこともありますが、本格的なラン縲怎oイク縲怎宴唐フクロストレーニングが簡単に出来てしまいます。興味のある方は一度クラブの練習会に体験参加して見て下さい。レースのような感覚で実践的なトレーニングが可能です。これからシーズンオフに入り、トライアスロンの身体に馴染ませる時間がたっぷりあります。この冬はじっくりとトライアスロンの特異性を身体に覚えさせてみませんか。

「レースに役立つスイムトレーニング」

今年の夏は短夏のようですね・・・・
すでにトライアスロンに何レースも出場した方もたくさんいると思います。先日は、開港150周年行事を行っている横浜でトライアスロン世界選手権シリーズが開催されました。世界のトップ選手たちの真剣な表情を見ることが出来る滅多にないチャンスということで、会場に足を運ばれた方も多くいたのではないでしょうか。そして、エリートレース以外にもキッズやジュニアのレースも行われ、大きな声援を受けていました。小学生とはいえ、バイクに乗る際には大人顔負けのテクニックを披露したり、最後まで諦めずに必死に走る姿は感心させられました。

さて、トライアスロンをこれからはじめよう、または昔やっていたけれども少し期間が空いてしまったという方は、いきなりトライアスロンのレースと無理をしなくても、シーズンを通してトライアスロンにつながるいろいろなレースがあるので、そちらにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。もちろん、トライアスロンと並行して楽しんでもらっても良いと思います。

夏はここ数年で人気が高くなってきたオープンウォータースイム。距離も数百メートルから、長いと数十キロと幅があり、関東近辺でも多く開催されています。中にはウェットスーツも着用可能なレースもあるので、新着のウェットスーツを試すにも良いですね。普段プールでしかトレーニングを行っていない方は、ぜひトライアスロンの前にオープンウォーターのレースで泳ぐことを実際に体験してもらうと、余裕を持ってトライアスロンにチャレンジ出来るでしょう。一度でもオープンウォーターのレースに参加すると、プールで泳ぐ事と異なるポイントをたくさん感じると思います。ただ決められたコースを泳ぐだけではダメだな・・・・と思うはずです。そこで、海で実際に使うテクニックを取り入れたトレーニングを取り入れてみましょう。

まず、コースロープを外して海に近い環境を作る・・・・これは、なかなか難しいと思いますが、プールを貸切で泳ぐチャンスがあればぜひ行ってほしいトレーニングです。では、コースロープがあるプールでも海に近い環境を作るにはどうすれば良いのでしょうか。
それはちょっとストレスを感じる方法ですが、ターンの際に壁を蹴らずにブイターンのイメージを持ってターンを行います。プールの壁が近づいて来たら、上半身をしっかりと使って方向転換を行い、壁を蹴らずに0スピードからキックをしっかりと打って、トップスピードに乗せて行きます。
通常25mプールでは壁を蹴ると最低でも3縲鰀4mは進んでしまいます。この状況は海では絶対にない状況になります。常に動き続けるオープンウォーターでは、ブイターンが終わればすぐに方向転換を行い、トップスピードに乗せる必要があります。50mと言う同じ距離を泳いでも、ストローク数が大きく異なるのはこのためです。プールではターンの際に毎回休憩が入りますが、海では常に動き続けなければいけません。
ちなみに、1500mの距離で簡単に計算すると、プールで25mが20ストロークで泳ぎ続けると1200回のストロークが必要になります。これを海で考えると25mにつきプラス5ストローク(ターンの後の蹴伸び部分)を加えるので、300回ほど多くのストローク数が必要となります。プールに換算すると約400mほどの距離の差が出てきます。1500mを海で泳ぐ同じストローク数をプールで実践するには1900m弱となるので、身体にかかる負担が大きく感じるのは当然ということになります。ただ、ウエットスーツを着用すれば若干この距離は短くなるでしょう。
これ以外にも、ストローク数4縲鰀6回に1回はヘッドアップを入れた呼吸を行う、二人で並んで泳いでみる、人の後ろを泳いでみるなど、競泳ではない、オープンウォーターで起こる状況をいろいろと考えてみて、いつものプールでのトレーニングに取り入れてみましょう。ただ、プールで壁を蹴らないターンを頻繁にやりすぎるとストレスが溜まるので注意して下さい・・・・そして、集団で泳ぐ際には周りの方に十分配慮して泳ぎましょう。

それでは、毎日のトレーニングに少しだけ刺激を入れてトライアスロン&オープンウォーターを満喫して下さい!!

★湘南ベルマーレでは、2009年9月22日開催「湘南ひらつかビーチエキデン」の参加チームを募集しております。
仲間と楽しい一日を過ごしましょう!

湘南ベルマーレWEBサイト >>

「トレーニングを始めよう! Part 3」

トライアスロンシーズンも真っ盛りの夏!!ですが、梅雨明けが遅れた地域も多く、今年の夏はゆっくりゆっくりとマイペースでやって来るようです。

そこで、遅い夏がやって来た時に注意して頂きたい事があります。
昨年も8月に入り急激に気温の上昇が始まり、それまで涼しい7月を過ごしていた身体は急激な変化に上手く対応出来ずに、熱中症で多くの方々が命を落とされました。今年も8月に入り、急激な暑さが続く日が訪れたら、少なくても最初の1週間はトレーニングの質と量を通常よりも控えて、体調管理をしっかりと行ってみましょう。そして、1週間を過ぎた頃から徐々にトレーニングを元に戻して行きます。もちろん、水分補給もしっかりと行いましょう。特に夏はトレーニングだけではなく、ビールも美味しい季節です。たくさん飲んだ後はしっかりと水分補給をお忘れなく!! お酒を飲んだ翌日、喉が渇いて起きた時は体内の水分が不足している状態です。必ず寝る前に水分補給をしましょう!!

さて、前回は年間計画表を作る事をお勧めしました。計画を立てただけで終る事が無いように、練習会やイベントなどを上手く利用して継続したトレーニングを行ってみましょう。

今回は、中込が考えているトライアスロンに必要なトレーニング?として、水泳、自転車、ランニングと単体に捕らえるのではなく、トライアスロンと言う1つのスポーツで必要なトレーニングをお伝えしたいと思います。

現役時代、そして今もそうなのですが、最も効果的なトレーニングは「毎日実践レースを行う事!」だと、私は考えています。
オリンピックディスタンスくらいの距離であれば、毎日実際の流れで同じ距離を行う事ができますが、アイアンマンともなるとそれは難しいのが現実です。
しかし、オリンピックディスタンスであれ毎日同じことの繰り返しを集中して実践できる選手は少ないと思います。そこで、距離や強度、頻度、場所などに変化をつけることで、飽きずに継続したトレーニングを行う事を指導者は提案します。
そこで、トライアスロンを考えると、日本では最もかけ離れたトレーニングとしてスイムが上げられます。選手時代はよくオーストラリアにキャンプに行きましたが、スイムトレーニングの半分以上が海や湖、川と言ったレースと同じ環境で行います。さらに、プールも全て50mの長水路です。いかに実践的な環境で繰り返しトレーニングを行っているのかが良く分かりました。しかし、日本の現状では25mプールが主流です。これでは、中々実践に近い環境とは言えません。いつも25mプールで泳いでいる方は、近くに50mプールがないか探して見ましょう。さらに、海が近い方は遊泳エリアで泳ぐ事が出来る場所があるか探していましょう。
夏休みを利用すれば、ちょっと遠方の海にバイクで向かい、海で泳ぐなんて事も可能です。

◎ベルマーレでは、毎年5月縲鰀10月まで毎週土曜日は、平塚ビーチパークで実際の海でオーシャンスイムスクールを開催しています!
こんな実践的なトレーニングが必要なのです。

今皆さんの生活している環境の中で、実際のレースに近いトレーニングが可能な場所を探して見ましょう。そして、その頻度を上げて行く事がレースで結果を出せる最も効果的な方法だと考えます。バイクも時間があれば、ぜひローラー台だけではなく、実際のロードを走って見ましょう。
ランニングもトラックばかりと言う方は、車や信号の少ないロードを探して走ってみましょう。バイクの後半はレースペースに上げて、直後ランシューズを家に準備しておいてレースの目標ペースを走ってみる、これは私が現役時代によく行っていた方法です。身体にバイクの後の疲労している状態でのペース感覚を身につけると言うものです。フレッシュな状態の感覚とは異なるのがトライアスロンのランです。もちろん、スイム後のバイクと言うのも特殊な状態だと思います。スイム竏茶oイク、バイク竏茶宴刀Aこのクロストレーニングは必ず行う事をお勧めします。

トレーニング環境を探す、作る事もトレーニングの一つだと思って今年の夏は仲間と一緒に実践的トレーニングにチャレンジしてみませんか!!

「トレーニングを始めよう! Part.2」

梅雨の時期に入りましたね・・・
天気の変化が忙しい毎日です。こんな時はトレーニングも中々やる気が出ないで、
1日があっと言う間に過ぎてしまうなんて事もありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、そんな梅雨の時期といえども、継続したトレーニングは後々自分自身に必ず帰って来る! と言う事を頭の中に置きながら、この季節に出来る事を実践しましょう。雨天でのバイクは、事故などのリスクが大きくなるので控えたほうが良いですね。また、ランニングも雨天時は交通量の多い時間帯、道路などはなるべく控えましょう。夜間などはドライバーの視界も悪くなるので、必ずライトなど持参して自分で安全な環境を作り出しましょう。
そして、雨天の際に走るときは、ウェアなどにも十分配慮しましょう。雨天と言っただけで気温が低いイメージになりますが、この時期は意外に気温が高い事もあるので、実際の気温を確認してから着用するウェアも選択しましょう。気温の高い雨天時、厚手のウインドブレーカーなど着用していると、体温が上昇し汗が蒸発してくれずに、体温調整が上手くいかなくなり脱水症状の危険も出てきます。もちろん、水分補給もお忘れなく!!

という事で、皆さん今年の参戦するレースは決まりましたか?目標とするレースまで今からどのくらいの時間があるのか逆算してみましょう。
今回は、その時間をどのように使って行くのかまずは計画を立ててみましょう。計画といってもプロ選手ではないので、計画通りに行かない場合は常に修正して、その時のベストを実践する習慣を作りましょう。

トレーニングは、時間が取れた時に追い込んで行うだけでは、身体の変化はあまり期待する事が出来ません。
パフォーマンスを向上させるには、“トレーニング”と“栄養”と“休養”が上手くバランスを取って初めて効果を期待する事が出来ます。大まかな計画を立てるだけでも、いつトレーニングを追い込んで、いつリカバリーをすれば良いのかと、トレーニングを進めていく上で普段の生活も仕事にもメリハリがつくようになります。
これが上手く出来ないと常にトレーニングに追われる不安が付きまとい、トライアスロンが楽しくなくなってしまいます。年間を通して仕事やプライベートで時間が取りにくい季節は大体わかると思います。そんな時期はトレーニングを控え、時間的に余裕がある時は増やす事で上手くコントロールしてみましょう。

トレーニングを行う上でポイントとなる事は『いつ休むのか?』という事です。
計画を立てる時には、どうしてもトレーニングを行うことばかりに着目してしまい、「休む」「リカバリー」を取る事が少なくなってしまいます。
また、一人一人の人間の能力は異なるので、本やインターネットに溢れている情報をそのまま取り入れてしまうのは危険です。トレーニングはどの位行い、どの程度身体を休めれば回復するのか、自分で見つけ出す事が大切です。

最初は物足りない・・・と感じる程度からスタートする事で徐々に力もつき、継続する事が可能となります。“最初からたくさんやらない事”が長続きさせるコツでもあります。計画を立てる事は、精神的な安心とレースに対してのイメージをより具体的に持つ事が出来るメリットがあります。

自分が見て、一目で年間の流れがわかる簡単な計画表で良いので、一度作成してみてください。そして、作ったら作った事に満足せずに、実行してみてください。見直す部分は見直して、上手く行った部分はその前後の流れを確認して見ましょう。計画表は使うことで、必ず自分のトレーニングの指標になって行きます。

これからトレーニングを始めようとしている方は、ぜひ目標としているレースに対しての大雑把な流れで良いので計画を立ててみましょう。そして、レースで気持ちよく走っている自分をイメージしてみましょう。きっとレースが上手く行くでしょう!!
続く・・・

「トレーニングを始めよう! Part.1」

今年も本格的なトライアスロンシーズンがスタートしました。最近ではマラソン人口が急激に増加し、その煽りを受けてトライアスロンにも飛び火!!?と言うくらいに、ロングディスタンスを中心に参加人数が増えているようです。
先日5月24日に行われた天草大会は、国内で初めて51.5kmの距離が開催された歴史のある大会であり、今年で25回目の開催、節目の年を迎えました。私もこれまでに天草大会には19回参加しており、いつか20回目の参加をと、考えています。

さて、前回はトライアスロンを始めるために必要最低限のアイテムを紹介しました。と言う事で、一年で最も快適に動く事ができる季節を迎え、いよいよトレーニングを実行しよう! と考えている方も多いと思います。
野球やサッカーなどのように、本屋さんやネットでトレーニングの方法を確認しようとしても、そう簡単に見つかる資料はありません。しかし、まったく無いと言う事ではなく、いくつかご紹介しておきますので、興味のある方は探して見てください。

では、どのようにトライアスロンは始めれば良いのでしょうか。
最近では、地域によってはトライアスロンスクールやクラブなどがあり、指導をしてもらえる環境を手に入れられる方もいると思います。

<主なスクール一覧アドレス紹介>
・稲毛インターナショナルトライアスロンクラブ(稲毛ITC)/千葉県千葉市
・湘南ベルマーレスポーツクラブ トライアスロンチーム /神奈川県平塚市
 http://www.bellmare.or.jp/
・東京トライアスロンアカデミー (TTA)/千葉県市川市
・宮塚英也スポーツ研究所/栃木県那須塩原市
・SUNNY FISH 金町店/東京都葛飾区
 http://www.sunny-fish.com/

しかし、そうではない場合はどうしたら良いのでしょうか。
トレーニングと言っても、漠然と毎日もしくは定期的にトレーニングをするだけでは、長続きしません。今年始めたばかりの方でも、レース日程を見ながら参加してみたいな、と言うレースを見つけましょう。

・8月2日 たかはらやまトライアスロンin矢板/栃木県
・8月2日 沼津千本浜トライアスロン大会/チームケンズカップトライアスロン駅伝大会/静岡県
・8月9日 第25回彩湖道満トライアスロンATCカップ大会/埼玉県
・8月23日 第4回手賀沼トライアスロン大会/千葉県
・9月6日 マロニエトライアスロンin井頭/栃木県
・9月12日 チームケンズカップトライアスロンin国営昭和記念公園大会/東京都
・9月13日 神栖市波崎トライアスロン/茨城県
・9月20日 kanagawa スリーエフシリーズ2009 第3戦/神奈川県

そして、そのレースに向かってトレーニングを行う事をお勧めします。初心者の方にお勧めなレースは、プールを使用したスイム会場、バイク竏茶宴唐ヘ平坦が多い短いコースが良いでしょう。
・SUBWAY Try This Tri 2009国営昭和記念公園>>7月4日
・神栖市波崎トライアスロン>>9月13日
*上記の2レースは、いずれも関東近郊で距離も51.5kmの半分以下です。

最初は欲張りすぎず、トライアスロンの雰囲気を感じるだけでも、次はどのレースに参加しよう! と言う気持ちが出てきます。これを繰り返して行けば、トレーニングも続けられ、レースも徐々にステップアップする事が期待できます。
現在は距離も様々で、51.5kmの半分の距離やそれ以下の距離設定があるレースもたくさんあります。夏場の暑い時期や、逆に寒い時期も最初は避けたほうが良いかもしれません。
また、クラブやチームで主催している実践練習会などを利用しても良いと思います。

レースが決まったら、それまでの時間を上手く使って徐々にトライアスロンに対応出来る身体作りを行いましょう。

まず、何を、どの位、どれくらいの強さで行えば良いのか考えてみましょう。
現在の生活スタイルを考えて、あまり無理をしてトレーニングの時間を捻出する事は避けて、余った時間の中で自由に使える時間を、トライアスロンのトレーニングに充ててみましょう。トレーニングはある一定期間だけ行うのではなく、なるべくストレスが溜まらないように継続させる事が大切です。
したがって、無理に時間を作るよりも、今の生活スタイルの中に自然に取り込んであげる事が大切になります。トレーニングは距離で考えずに、時間で考えて行きましょう。

その中で最も頻繁に行なってもらいたいのが水泳です。
水泳は、自転車、ランニングに比べて日常の生活の中で最もかけ離れている動きや環境が必要になります。そして技術がタイムに直結してくる、とても繊細なスポーツなのです。水泳では大の大人、それも男性が小さな子供の女の子に負けてしまう事も珍しくありません。
しかし、自転車やランニングは、短距離であればほとんどの大人が子供たちに負ける事は無いと思います。もちろん例外もありますが、水泳はそれだけ、技術、テクニックで左右されるスポーツなのです。なるべく一人で行わずに指導をしてもらえる環境を見つけて、最初は教わる事をお勧めします。水泳は寒さ暑さ、天候にも左右されずに行えるので、計画的に生活スタイルの中に取り込む事が可能です。

トライアスロンでは、短い距離を速く泳ぐ事が求められるのではなく、長い距離を平均したペースで泳ぐ事が求められます。スイミングスクールなどに行く場合には、なるべく自分が目標にしている事を指導者にしっかりと伝えましょう。

水の中では、まずは浮く事が大切です。ただ、「浮く」と言っても何もしないで浮くのではなく、身体の力の入れ具合、ポジションや頭の位置、目線、キックで身体を必要最低限の力で水面に対して水平に浮く事が基本となります。
このボディポジションがしっかりと出来る事が前提で、いろいろなテクニックを身につけて行く事を忘れないでトレーニングを行いましょう。

そして、トライアスロンで一番大切なのは、目標とするレースの距離を一定のペースで泳ぎ切ることです。これは、タイム(スピード)だけではなく心拍数やストローク数も一定にする事で、効率的な泳ぎが完成でき、次のバイク、ランにつなげる事が出来ます。

例えば、100mを10回(休息は20秒)泳ぐ内容であれば、目指す内容は、1本目から10本目までタイムが一定、さらに心拍数が最大の70竏鈀80%前後、ストローク数も変わらない、と言った内容です。もちろん日々のコンディションで波がありますが、ある程度の幅で自分でコントロール出来るようになるまで繰り返し行う事が必要です。距離や本数、休息時間をいろいろと変化させて実践してみましょう。

水泳の頻度は、1度に多くの時間を取るのではなく、なるべく回数を増やしてみる事をお勧めします。非日常的な動きと環境なので、回数を消化させて上げる事で身体に馴染ませてあげましょう。仕事のある限られた平日は水泳を中心に、週末にバイクやランを明るい時に行なうなどして限られた時間を上手く使って行きましょう。

また関東近郊では、仕事に行く前に泳げるスクールなどもあるので、そんな施設を上手く使うこともお勧めします。海外などは午前5時でもプールにたくさん泳いでいる人がいる、そんな場所もあります。時間のコントロールを行い、まずは、有意義な1日の生活スタイルを作ってみましょう。

トレーニングは楽しく、ストレスを溜めずに、継続して行ないましょう!

次回につづく・・・