自己ベストを目指して 水谷理紗コラム - 最新エントリー

みなさんこんにちは!ご無沙汰しております。
研修医生活も2年目となり、日々慌ただしく過ごしておりますが、少しずつ余裕も出てきました。
どこで何科になろうか?今後の進路を真剣に考える毎日です。

さて、今年2月より、vibramの”Five Fingers”を愛用しています!
そうです、5本指シューズです。
足底が非常に薄いので、裸足の履き心地が得られます。
普段使わない足底の筋肉を刺激することができます。
日本人は幼いころから靴に恵まれているため、こういうところの筋肉や感覚が鈍っているのですが、それらを目覚めさせようという試みです。
私は、1日の半分は病院内にいるので、院内履きとして毎日使っています。

4ヵ月着用した感想を。
まずは、病院内のスタッフや患者さんに、毎日のように声をかけてもらっています!
「なにそれー!!」「はきやすいの?」などと。
おかげさまで、見知らぬ人ともコミュニケーションがはずみますし、「5本指の靴をはいている先生」としてみなさんに覚えてもらっています。

次に、軽くて動きやすい!
足袋に近い感覚です。
足にぴったりとはまり、なおかつ通気性もいいので非常に快適です。
足音がしないので、静かに歩けることももう一つのお気に入りポイントです。

当初は履くのに時間かかっていましたが、今ではすんなり履くことができます。
普段は使わない足の指の動きが、かなりスムーズになったことは間違いないです。
日常生活はスポーツです!
今後も愛用させてもらいます。

そして!待ちに待った夏がきました!
日常生活はスポーツです!が思った以上に寒くて長かったために、冬の間中、ずっと首を長くして夏を待っていました。
暑いなんて、なんのその!!
太陽の下で、ダラダラ汗をかきながら走る!!これぞ夏!!
今年は2年ぶりのトラックレース出場を試みています。
久しぶりの熱い思いに駆られている、25歳の夏です。

「信州の冬」(Vol.22)

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水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2010-12-22 14:10

現在は外科研修医として働いています。病院にいる時間が長く、練習時間が思うように確保できず、練習時間が昨年の5分の1ほどに激減しております。「走りたい」という気持ちと、実際には走れない現実との間でやきもきすることもありますが、ここは仕方がないと我慢です。今優先的にしなくてはいけないことは、1日もはやく一人前に仕事ができるようになること。週末の時間がある時には、思いっきりストレス発散させて走っています。

信州暮らしですが、最近は本当に寒くなってきました。標高も高いため、朝晩の冷え込みは激しいものです。寒いというより、痛いです。雪はあまり降りませんが、路面がガチガチに凍って走りにくいことが多々あります。

ということで、この地方ならではの冬場の気候を利用して、冬はクロスカントリースキーやスピードスケートにも取り組んでみることにしました。
体力維持の目的もありますが、単なるトレーニングだけではなく、競技としての楽しさも味わうためでもあります。
最近は日曜の夜に屋外スケートリンクにいき、ぐるぐるまわっています。走るよりも速く滑れるという爽快感があります。ランニングを始めた時と同じで、今はまだ、練習すれば目に見えるように上達していきます。
クロスカントリーのできるスキー場も車で30分。富士山、八ヶ岳、北アルプスなどの高山が一望できる絶景の中を滑ることができます。もうすぐのスキー場オープンを心待ちにしています。クロスカントリーは腕や体幹の筋肉をたくさん使います。良い腕振りにつながったらいいな。

・・・なんて夢をみている間に、日々の生活に追われて冬が終わってしまいそうで恐ろしいですが、できる限り時間をみつけて極寒の冬を堪能したいと思っております。来年へつながりますように!

水谷 理紗

「救護活動」(Vol.21)

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水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2010-11-4 18:57

先日、市民ハーフマラソンの大会(諏訪湖マラソン)の救護に参加しました。自身が選手として参加することは数えきれないくらいありましたが、スタッフとして参加するのはこれで2回目です。

 

スタート前は会場内の救護所にて健康相談などに応じ、選手がスタートしてからはAED(自動体外式除細動器)と救急セットを自転車のカゴに乗せて、歩道を自転車で走りました。その後18km地点での救護活動に参加し、走ってくる選手の応援をしました。先頭の選手からほぼ最後尾の選手までをじっくり応援しました。

 

先頭集団は速い!1キロ3分ちょっと。まるで中距離選手のように見えてきます。やはり彼らは無理のない走り方をしているし、目の前の一歩一歩を真剣に、集中して走っていました。
次第に見慣れた顔が見え始めます。地元の大会であったため、高校の先輩だ!とか小学校時代の同級生だ!とかランナーズでよく見かけるあの人だ!とか。仮装して走っている人もちらほら。うしさん、女装ランナー、バニーガール、ガチャピン・・・。みんなご苦労様です。若い人から、70,80才代の方々まで、老若男女それぞれの21kmを踏みしめています。今日は、ランナー1人1人が主役です。
ランナー・ウォッチングがだんだんおもしろくなってきて、知っている人も知らない人も、「ファイトー!!!」と、大声を張り上げて応援しました。時折、足をつった、と救護テントを訪れる方々の処置をしましたが、幸いAEDを使うこともなく、無事平和に一日が終わりました。

 

マラソン大会を成功させるには、本当に多くのスタッフたちが陰で支えていることを改めて実感しました。そのことを忘れずに、感謝の気持ちをもってこれからも走りたいものです。

 

でも、やっぱり、自分が走りたいなぁ!!
タイムを狙って走る大会はまだまだ先になりそうですが、ゆっくりじっくり行こうと思います。

 

"Man imposes his own limitations, don't set any"
-Anthony Bailey

 

水谷 理紗

「あわてず!」(Vol.20)

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水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2010-9-22 14:17

水谷コラム社会人としての一歩を踏み出してから、もうすぐ半年が過ぎようとしています。
ランニングと仕事の両立。なかなか難しいところですが、これぞ永遠のテーマなのでしょうね!毎日、ランニングも仕事も、とても楽しくやっています。
夜は日によって遅くなってしまったり、ものすごく疲れていたりして、必ず走れるか保証がないので、朝走ろうと決めました。朝7時前には病院へ出かけるので、朝の支度も含めて起床時刻は5時に決め、5時半から走ることにしました。

 

しかし、この5時起きの生活になれるまでが一苦労。
5時・・・。外は暗い・・・。そして、寒い・・・。5時に起きるためには22時に寝なくては朝がつらい。22時を過ぎて帰宅する日には、とてもじゃないが朝が起きられない。
・・・でも、走りたいからがんばってみることにしました。時間は作るものです。「時間がない」というのは、決して言い訳にはなりません。
そんなアツい心意気ではじまった4月でした。

 

7月には、大学時代の友人と一緒に24時間リレーマラソンに参加。昨年優勝したので、今年も連覇を!!・・・と思っていましたが、惜しくも2位!!残念・・・。でも、それ以上に、久しぶりに同期や後輩たちと一緒に走ることができて、元気の源をたくさん持って帰ってきました。

 

生活に少し慣れてきた8月初旬。突然の故障。なんの前触れもありませんでしたが、ある朝目覚めたら、足が痛くて動かせませんでした。こ、この痛みは・・・。
そうです、腸脛靱帯炎。2年に1回ずつ繰り返すようになってしまいました。以前の反省を生かして、かなり自分に休養を強いました。あえて仕事を言い訳にして無理やり自分を休ませる。なんてたって、朝寝坊できるし、と思いながら。そして時間があるときは、せっせと泳いでいました。
その甲斐もあり、痛みは引いてきて、少しずつ距離をのばして走っています。人にアドバイスするためには、まずきちんと自分自身のケアをできるようにならなくてはいけませんね。
Qちゃんだって、けがに悩んでいた時期が何度もありましたよね。でも、それを乗り越えて大舞台で優勝を遂げていますものね。テニスのセレナ・ウィリアムズだって、今は訳がわからないくらい強いけれど、やっぱり故障に悩まされて世界ランクも81位まで落ち込んだ時期がありました。フィギュアの高橋大輔も、前十字靱帯の手術を乗り越えてバンクーバーでメダルとりましたよね。

 

そう、強い選手はみんなこういう時期を乗り越えているのです。苦しい時を乗り越えたからこそ、もっともっと輝ける。だからこそ、夢を達成した時の喜びは大きいし、以前よりもずっと強くなれるのですよね。
大事なのは、まだまだ自分は強くなれるという心を持ち続けること。
あせらず、あわてず、あきらめず。
ほら、あのアスリートが言っていましたね。決して投げやりにならないこと。その希望を持っている限り、必ず夢はかなうはずなのです。
よし!!明日もがんばりましょう!!

 

これを読んでくださっているみなさんも、楽しいことや幸せなことが、たくさんありますように!!

 

水谷理紗

無事に研修医1年目になりました、水谷です!久しぶりの更新となります。
今年の3月に無事に筑波大学を卒業し、国家試験もパスすることができました。4月から実家のある長野県の病院で、医師として働き始めています。

 

つくばマラソン2連覇昨年1年間(大学6年時)は、マラソンを一生懸命にやれるチャンスの年だと思っていました。練習時間がある程度とれることと、「大学生活最後」という気持ちの面でも、この1年は絶対ベストを狙おうと考えていました。
目標を、秋のマラソンでの自己ベストと定め、昨年の6月頃から週末のレースを中心に、狂ったように走っていました。(実際、トラックレースやマラソンで計13回優勝していました!)

 

11月にはつくばマラソン、横浜国際女子マラソンの2週連続フルマラソンに挑戦しました。
横浜でベストを出すつもりでした。勉強の合間をぬって、それなりに練習を積めていました。が、いざ走りだすと、前にも後ろにも人がいないという一人旅になってしまい、さらには強風にも負けて、自己ベストの夢ははかなく砕け散りました。
気持ちを切り替えて翌週のつくばマラソン。前週の疲れもあったため、リラックスした気持ちで臨むことができました。あれよあれよと進んでいき、後半のハーフの方が前半のハーフよりも速いというまさかの展開で、念願の2連覇を果たすことができました。

 

大学最後のレースとなった東京マラソンうれしいことは、連鎖するものです。
続く12月にはNAHAマラソンに招待選手で出させてもらい、優勝。
さらには、今年1月には、昨年優勝したフロリダのディズニーワールドマラソンにも招待していただき、そこでも優勝。わっ、勝っちゃった…!
さすがに、ディズニーを走った後、これは神様がちゃんと勉強しなさいと言っているのだと若干あせり、それから国家試験までの1か月は気持ちを切り替えて毎日机に向かっていました。
そして、大学最後のレースとなった東京マラソン。2年前に2位になった思い出の大会。
国家試験の直後で練習もしないまま出ましたが、すごく楽しかったです。やっぱり自分は走ることが好きなんだな、これからもずっと走り続けたいなと強く思いました。

 

6年間、いろんなことがありました。
陸上と出会えたのも、マラソンと出会えたのも、それらを通して素敵な大切な仲間たちと出会えたことも、数々の思い出も、全部私の宝物です。


最高の6年間でした。充実感と満足感でいっぱいです。

 

今年度より、実家のある長野県で医師として働いています。2年間の初期研修があり、一日も早く仕事を覚えて、医師として大きく成長できるように日々奮闘しております。
ランニングはどれくらい頑張れるかな…?
限りある時間の中で、どれだけタイムを維持できるか、そしてさらに伸ばすことができるかが、今の私のチャレンジだと思っています。そして、これからもずっと、マラソンを愛する心を忘れずに走り続けようと思っています。

 

大学時代を応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました!!
これからも水谷理紗をどうぞよろしくお願いいたします!!

「42.195kmと私。」(Vol.18)

カテゴリ : 
水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2009-3-5 10:00

ここ最近、フルマラソンと自分について、考えていました。
自分の強みはなんだろうか。

走る「才能」などない。
運動が決して得意とはいえない家族だ。
それにしばらく走っていないと、たちまち走れなくなってしまう。

だからこそ頑張って練習した。じゃあ「努力」か??
・・・でも、これも違う。 誇れるほど努力していないと自分で感じる。
むしろ、どちらかと言ったら努力不足で、がんばれる余地はまだまだたくさんある。
練習メニューの組み立て、練習内容の見直し、食事の管理、体調の管理、補強運動、足のケア・・・。
あげたらキリがないほど、課題だらけ。
それなのに、時間がないだのいっぱい走りたいだの、言い訳をしては問題点を改善することのできない自分が情けなく感じる。
自分の甘さ、我慢することができない自分が、実にもどかしい。(来年度はもっともっと努力するつもり!!)

じゃあ「負けん気」か??
ええ、負けん気は人一倍であろう。
勝ちたかったレースに負けると、悔しくてやりきれない。
でも、別に勝負なんていいや、楽しく走ろう、ともよく思っている・・・(^^;)

・・・うーん。私の強みは何だろう・・・。

そうだ!誰よりも自信を持って言えること。誇りに思えること。
それは、『走ることが大好きだ』ということ。
単純に「走る」というその行為が純粋に好きだ。
自然の中を走り、大地を足の裏で感じながら、空気のにおい、風の向きなど、肌で季節を感じとる。
天気の良い日は、どこまでも走れると思う。
走った後に食べるご飯はおいしいし、夜もぐっすり眠れる。

疲れていて、走りたくないときだってある。そういう時は、走らない。
「走らなきゃならない」という義務感を感じた時もあった。
でも、そうじゃない。走ることは仕事じゃないんだ。
走ることが嫌になってはいけないのだ。

この「走るのが大好き!」な気持ちが、いつの時も、私を支えてくれている。
これこそ、私の強みに違いない。
自分の長所・短所を考えた月でした。

水谷理紗


 皆さん、こんにちは!
 大変遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 今年度のテーマは「覇気」です。母校の校歌に「覇気呼び覇気喚びおこし 武に文に」という歌詞があります。4月からは6年生となり、学生として最後の年になります。国家試験、卒業試験を無事パスするのとともに、1年間悔いの残らないように、これでもかっ!というくらいマラソンの練習をするつもりです。

 さて、大学のカリキュラム上、1月が休みだったため、休養も兼ねてアメリカを旅してきました。そのついでに、"Walt Disney World Marathon"という、フロリダ州のディズニーワールドの中を走るという、夢のようなマラソン大会に参加してきました。
 このマラソンはディズニーワールド内の4つのテーマパークを走り、シンデレラ城を通り抜け、あちらこちらでディズニーのキャラクターが応援してくれます。ディズニー映画を見て育った私には、たまらないマラソンです。ずっと楽しみにしてきました。

 お祭り感覚での参加でした。仮装するため、日本から忍者の衣装を持参したのですが、これでは暑すぎると思い、前日に急遽プーさんの帽子とミニーちゃんのTシャツを購入し、これらを着て走りました。つくマラ以降練習という練習をしていなかったため、走りきれるかという疑問はあったものの、そんなことより早く走りたいというわくわく感の方が大きかったです。
 冬のフロリダは、日本の夏のように暑くなりますが、朝6時のスタート時点では肌寒いくらいでした。レース直前には、アメリカの国歌がアカペラで歌われており、その美しい歌声にしばし聞き入りました。

 走り出してからは、寒さを忘れる勢いでした!さすがアメリカです!!
 まだ日が明けてないのに、応援がすさまじい。手を振れば、すごい勢いでみなさん盛り上げてくれるため、調子に乗って両手をぶんぶん振りまわしました。
 アジア系の顔がきわめて希な上、真っ赤なTシャツにプーさんの帽子をかぶった子が走っていれば、それは目立つようでした。ゼッケンに書かれた"LISA"の文字を見て、名前をがんがん呼んでもらい、ものすごい大声援をいただきました。

 女子の先頭だったため、自転車に乗ったお兄ちゃんが先導してくれました。このお兄ちゃんと時折しゃべりながら、ところどころで応援してくれているディズニーのキャラクターたちとハイタッチして、リラックスして楽しみました。

 そして、どうやら優勝しそうでした。
 先導してくれていた兄ちゃんが、あと1マイルを切ったところで、"I think it's all yours now"と言ってウィンクして去って行った。かっこいいですね縲怐I
 ゴール時は、割れんばかりの拍手と声援。両手をふれば、さらに大声援。投げキスまでして走りました。
 まるで、ディズニー映画の主人公になったような気分でした。こんなに楽に走ったマラソンは初めてでした。苦しいと思った時点が、一度たりとも訪れなかった。まるでジョグをし終えた後のようにさわやかで、本当に42km走ったのか?という気分でした。
 まさにディズニー・マジックです。

  すばらしい1年の幕開けとなりました。この調子を維持していきたいです。

水谷理紗



11月30日につくばマラソンを走ってきました。
昨年の反省を生かして、今年度は秋のマラソンを一本だけにしようと決めていました。悩んだ末ですが、初心にかえって初マラソンを走ったつくばマラソンを選びました。大学の友達やマラソンの仲間など大勢でます。いつも走っている競技場発着のコースです。
マラソンを始めて4周年記念、15回目の42.195kmになります。

今回のマラソンに向けた練習の最大のポイントは『いかに病院での実習に影響を出さずにたくさん練習できるか?』でした。
実習先の病院の場所によって、まったく練習のできない週もありましたし、練習時間と心の余裕がとれるときは、夜走っていました。早起きは苦手ではありませんが、朝たくさん走ると、日中に疲れが出てしまい集中力が持たなくなってしまうので、朝は走るとしても30分程度のジョグと決めていました。

一定のリズムで毎日を送ることができないため、その日その日にあわせて試行錯誤。
でも、そんな生活もいやではなかったのは、病院実習も走ることも、どちらも楽しかったから。走ることは、二の次になってしまうけれど、どっちもあるから、がんばれるのです。

さて、当日ですが、調子が良い!そう思えて起きた朝でした。この気持ち、久しぶりですね。大事な気持ちです。
前回マラソンを走ったときに35kmから歩いてしまったことを恐れて、今回は最初から無理のないペースで押していきました。ちょうどよいペースで走る15人くらいの大集団がおり、それにくっついていく形で20km過ぎまでいきました。
しかし、マラソンにハプニングはつきもので、20km過ぎで、胸のゼッケンが3箇所はずれてしまい、25km過ぎでは、折り返しコースの逆車線を走る後輩に声をかけようと走り寄ったところ、足をくじくハプニングがありました。
その後、次第に集団がばらけてきましたが、そのままペースを落とすことなく、周囲にいた2,3人のランナーと並走してゴールまでいきました。 淡々と無難に走ってしまった感じです。いつもの私らしくない、消極的なレースになってしまったのが少し心残りではあります。もう少しアグレッシブに入れば、もっといいタイムで走れたと思いました。

しかし、1位で、笑顔で、白いゴールテープを切ることができました!!
マラソンを始めた頃からの夢であった「つくばマラソン優勝」。夢がひとつ叶いました!
優勝できたことが素直にとてもうれしいです。

夢を持っていれば、いつか叶う。
そんなことを実感した一日でした。
そして、やっぱり走るの好きだなぁ、マラソンが大好きだなぁと心から感じた一日でした。

水谷理紗

高橋尚子選手、引退(Vol.15)

カテゴリ : 
水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2008-11-11 14:50


みなさん、こんにちは!久しぶりの更新となります。

最近は、臨床実習で大学病院以外の病院や診療所で実習をさせてもらっています。自分の興味のある分野に積極的にかかわることができて、毎日楽しいです。
実習に影響がない程度に、いかに実のある練習ができるか、いかに体力回復するかが今の私のチャレンジとなっています。大変充実した毎日です!少しですが、体力が戻ってきたでしょうか。この調子で、自己ベストを目指したいですね。

さて、先日、高橋尚子選手が引退しました。
3大国際大会出場されると言われておりましたので、突然のことで驚きました。

きっと多くの皆さんにとってもそうであるように、私にとっても高橋尚子選手はあこがれの選手です。なんといっても、あの笑顔が本当にすてきですね。走ることが大好きで、いつも楽しそうな様子が、自分と似ている気がして、ああいう選手になりたいなぁと思っています。
思い返せば、私が初めて出場した大会は、高橋尚子選手と小出監督がゲストとして訪れたハーフマラソンでした。「Qちゃんが近くにくるんだ、会いたい!!」というただそれだけの理由で、その大会に申し込んだのです。

Qちゃんの最も印象に残っているエピソードは、2005年の東京国際女子マラソンです。私も選手としてその大会に参加していましたが、何よりも誰が優勝したのかが気になって、ゴールして水を飲むよりも先に「誰が優勝したの??」と聞いたのを思い出します。。

その時の優勝インタビューで、
「陸上に関係なく、今、暗闇の中にいる人や悩んでいる人も、どうか夢を持って一日を過ごしてください。一日だけの目標でも三年後の目標でも、何でも目標を持つことで、一日が充実すると思います。小学生や中学生はもちろん、三十代そして、中高年の皆さんにも、二十四時間という時間は平等に与えられたチャンスの時間です。二度と来ない、この一日の時間を精一杯充実した時間にしてください」
というメッセージに、ものすごく感動しました。
・・・って今でもこう書きながら、また改めて感動して涙が出てきそうなくらいです。

「24時間というのは平等に与えられたチャンスの時間―」
自分を変えたいと思ったら、今この瞬間を見つめなおさなくてはなりません。
過去を振り返って、悩んでばかりいてもだめ。将来の計画だけをたてて、実行に移さないでいてもだめ。24時間を一生懸命生きたいですね。

高橋選手に学ばせてもらったことはたくさんありました。
教えてもらったことをずっと心にとめて、私も前へ歩んでいきたいです。

Qちゃんは多くの人にたくさんの夢をくれました。永遠にヒロインです。
いずれ、走ることを楽しむ「市民ランナー」として、また、いろいろなマラソン大会のゲストとして、大会でお会いできたらいいなぁと思います。
長い間お疲れ様でした。たくさんの夢をありがとう!

水谷理紗

オリンピックを見て(Vol.14)

カテゴリ : 
水谷理紗コラム
執筆 : 
mizutani 2008-9-3 14:50


夏が終わりに近づいてきましたが、北京オリンピックも幕を閉じましたね!
病院実習が終わってから、テレビにかじりついて観戦する日が続きました。陸上に限らずあらゆる競技を見て、それぞれの試合に思いっきりのめりこんでしまい、まるで現地にいるかのようにテレビに向かって叫んだり、祈ったりしていました。

前回のアテネ五輪のときは、まだマラソンをやっていませんでした。だから、4年前見たときと今回と、見る姿勢も思いも、大きく変わりました。
テレビの中の選手たちとレベルはかなり違いますが、勝った時の「やったっ!!」という喜びや「ほっ」と安堵する気持ち、あるいは負けた時のショックや悔しさがわかる気がします。

選手たちは、この舞台にたどり着くまで、どんな日々を過ごしてきたのだろう、どんな思いでここに立っているのだろう、とたくさん考えました。

100mの女子予選。頭に布を巻いて走っていた(イスラム教徒でしょうか)アフガニスタンの選手。教育を受けることなども制約され、女性が長いこと差別されてきた地域からやってきて、こうやって世界中の選手と同じスタートラインに立っている姿は、すばらしいことだと思いました。きっとたくさんの壁を乗り越えてきて、これからも乗り越えなくてはならないのでしょう。彼女の勇気を、心から称えたいです。

エチオピアの長距離勢。孤児院で育ったり、昔はシューズも支給されたものを履いて練習していたと聞きました。決して豊かとは言えない国から来たその選手たちは、輝く強さを持っていました。私はなんて恵まれているのだろう、と何不自由なく好きなマラソンをやらせてもらっていることにふと気づき、自分が情けなくなりました。

日本の活躍も光っていましたね!
女子ソフトボールと男子4継は、どちらも勝利の瞬間鳥肌が立ちました。泣けました。ベストを出し切る、というのはこういうことなのだな、と考えました。

10kmオープンウォータースイミング。金メダルを勝ち取ったのはオランダの27歳。20歳で白血病を患い、それを乗り越えての優勝だったそうです。女子の方には義足の選手もいました。あるいは、38歳でのマラソン金メダリストのトメスク選手。それに、ママで銅をとった谷亮子選手。やればできるんだっ!ってどれだけ勇気をもらったことでしょう。

アテネから北京までの4年の間にいろいろと感じ方が変わって、自分も少しは成長したのかなと思いました。でも、それと同時に、自分のふがいなさとか情けなさとか弱さが、痛いほど見えてしまいました。

自分を信じる者だけが、空を飛ぶことができる。ってCMが流れていますね。口ばっかりにならないように、まずは真正面から自分を見つめなおしてみます。

熱い夏でした。

水谷理紗